シロサバフグ
標準和名:シロサバフグ
学名:Lagocephalus wheeleri Abe, Tabeta and Kitahama,1984
属:フグ目フグ科サバフグ属
宮崎地方名:キンフグ
特徴など:
シロサバフグは、私が知る限り唯一の普通に食べられるフグ科の魚だ。宮崎では「キンフグ」と言われ普通に売られている。
尾鰭が湾入し上後端と下縁が白いのが特徴だが、良く似る「クロサバフグ」と区別するためには、この部分をきちんと見分けられる事が必要だ。(ドクサバフグは東シナ海やインド洋にいる魚で、普通には見られないが時々は意外な場所で出るらしいのでくれぐれも注意)
食べては塩焼き・鍋もの・フライ・ムニエル、天ぷらなど何にでも合う。ただ、トラフグなどの食感を期待すると、それほど粘りがある身でもないのでがっかりするかも。モツ煮なども美味しいらしい。
私はいくらこの魚でもモツだけはちょっと抵抗あるけど。
2000年前後までは普通に見ることができたし、結構な大群で沖の釣りの際に見ることができた。しかしここ数年は減っているようだ。おちょぼ口に見えるけど、この魚はかなり獰猛で、以前ジギングの際にもこの魚が追ってきて、目の前で喰らい付いてきた記憶がある。普段小さい口がエイリアンのようにガバッと開いたのだ。それはそれは恐怖の瞬間だ。
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