マゴチ
標準和名:マゴチ
学名:Platycephalus sp.2
属:ガサゴ目コチ科コチ属
宮崎地方名:?
特徴など:
マゴチの1つの見分けの基準は双方の目の感覚が広いか狭いか。目が広くて背中の斑点が不明瞭であればマゴチで、違えば別のコチ科を疑ってみたい。
大きなものは1m近くまで成長する魚で、キス釣りなどの外道として釣れ、キスを餌にしたノマセ釣りで狙われる事もある。
写真の魚は河口(海から300mほど入った場所)で釣れたもので、マハゼ狙いの仕掛に付いてきたものだが、釣れたハゼに食いついてきたものだと思われる。大きさは35Cmほど。
夏の釣りが盛んで、味もその時期が美味しいよう。
このお魚はきちんとした学名が無いそうだ。いろいろ訳ありで、和名だとヨシノゴチというそっくりな魚と混同されていたものを、分ける必要があり学名もきちんと研究し決めるそうで簡単に名をつけられない状態なんだとか。ちなみにヨシノゴチが「Platycephalus sp.1」である。
普通に釣れる魚の学名がきちんと決められていないという事実。これがなかなか興味深い。
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