2008年3月26日

サッパ

sappa.jpg
標準和名:サッパ
学名:Sardinella zunasi (Bleeker,1854 )
属:ニシン目ニシン科サッパ属
宮崎地方名:?

特徴など:
コノシロより内湾性が強いと思われるが、河口・汽水域の砂泥底に多いよう。
冬は深みに移動するそうだが、宮崎は水温が暖かいせいか、初冬が一番の釣り時期。

ママカリと呼ばれるのは瀬戸内海で、料理もいろいろ重宝される魚。もっともポピュラーに釣れる魚のようだ。ただし大きくても15Cmぐらい。
宮崎で釣れるサイズは8~22Cm程度で他の地区よりかなり大きいよう。そのサイズだとママカリには不向きで食べにくい。

一ツ瀬川の河口では遠投サビキ釣りが盛んだが、撒餌などは入れず魚の形をした集魚板を付けて投げ込み、後は底を引きずるように誘いをかける。専用サビキとして「ママカリ・サビキ」なる名で販売されているが、竿は2号ぐらいの磯竿が適当。

腹の皮が硬いので、料理の際は頭から腹の上をバッサリ落として下ごしらえした方が簡単。
素焼きでも食べられるが、一般的には酢漬けして食べるようだ。
1時間ほど塩漬けして、洗い、その後酢に漬けて2時間~数日が食べ頃なんだとかで、酢に漬け込んだ時間で食感が変わるそうだ。
焼いてから酢漬けしても美味しい。ただし小型(10Cm程度)ぐらいが食べやすそう。

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