2008年3月29日

ホシササノハベラ

030601hosisasanoha.jpg
標準和名:ホシササノハベラ
学名:Pseudolabrus sieboldi Mabuchi and Nakabo,1997
属:スズキ目ベラ科ササノハベラ属
宮崎地方名:?

特徴など:
この魚が話題になるのは、もともと、アカササノハベラと混同されていて、学名の後ろに表記してあるが京都大学の中坊博士らが1997年にきちんと分離されて学名を登録されるまでは一緒の魚として扱われていたのだ。今(2008年)からわずか10年ちょっと前の話。

この魚は宮崎では少ないと思っていた。
主に釣れるのはアカササノハベラで、これは西日本の磯場では普通にもっとも見られるが、ホシササノハはほとんど見ない。どちらかと言えば内湾傾向のようだ。
写真の魚が釣れたのは、日向工業港からちょっと出た内海で、キス釣りの外道として釣れた。
それなりに認識があったので写真に残したけど、18Cm程度。
図鑑での紹介サイズは22Cmとある。

眼の下を通る暗色帯が胸鰭基底の上端にとどかないということと、体に多くの白斑点があることで区別ができる。

アカ・ホシいずれも味はよいものの、リリースされてしまう可愛そうな魚だ。リリースされるのは魚にとっては良いことか。

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