2008年3月30日

クエ

kue.jpg
標準和名:クエ
学名:Epinephelus bruneus Bloch,1790
属:スズキ目ハタ科マハタ属
宮崎地方名:?

撮影者:H.Tanaka
撮影場所:宮崎市・宮崎サン・マリーナ
撮影日:2006年8月
写真の魚のサイズ:12~13Cm

特徴など:
130cmになる大物です。サン・マリーナで最初に見た12~13cmの個体は岸壁をゆっくりと移動していたので撮影は割合楽でした。しかし2尾目の7cmの個体は岩陰からなかなか出てこようとせず大変苦労しています。しかも一度隠れてしまうとなかなか姿を見せようとしないので用心深いのでしょう。
縞模様があるのは若いうちだけで、大きく成長すればこの模様は消え去り、全体に黒っぽい色になります。15cmの若魚はここで見つけた時には驚いてシャッターを2回押しました。岸壁に沿って悠々と泳いでいましたが1度しか見ていません。その個体は当初マハタではないかと思っていましたが、WEB魚図鑑の方に指摘されました。
からだに付いた縞模様は斜めに走っているので、これらがまっすぐなマハタと区別できます。他所ではこれら2種の交配個体が採集された事があるそうです。
サン・マリーナでは30cmほどの個体も1度目の前で見ましたが撮影できませんでした。美味で特に冬が旬の高級魚です。南日本から東シナ海にかけて棲息しています。(H.Tanaka)

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