マハタ
標準和名:マハタ
学名:Epinephelus septemfasciatus (Thunberg,1793 )
属:スズキ目ハタ科マハタ属
宮崎地方名:大型はアラ・小型はヌメリコ
特徴など:
ある休みの日に暇を持て余して「釣りビジョン」を見ていると、時々とんでもない映像があり頭にこびりついて離れなくなる。
最近はこの魚「マハタ」なんだけど、写真のようなお子ちゃまではなく愛称「カンナギ」と呼ばれる1m~2mもある巨魚である。(写真の魚は35Cm程度)
「釣りビジョン」ではカンパチの生餌釣りで、かなりの大型カンパチを釣り上げた後に、潮がいいから「カンナギ」狙いましょうか?って事で、水深300mもある深場に移動し釣っていた。場所はきちんと聞いてなかったがトカラ列島である。テレビの撮影で、狙ってもなかなか難しい魚なので釣れた事に興奮されていた。動画が残せたことにも興奮されていた。
釣れた「カンナギ」は体長が人の大きさほどあり(推定150~160)、重量は100Kg弱。
とにかくでかい!
釣りって大物が上がるシーンは楽しいもんだ。自分で釣っても人が釣れたものでもだ。
マハタはスズキ目ハタ科の魚である。「マ」がつく魚はその科の代表種のようなイメージもある。マダイ・マアジ・マイワシなど。でもこれらの魚名がどのように定義されたのか定かではない。でもとにかくハタ科の代表だとかってに思っている。
しかしこの魚、さほどメジャではない。市場に並ぶほど漁獲量があるわけでもない。釣り人もそんなに狙って釣らない。私の感覚では陸からは釣れない。小型でも水深20~30m以上の岩礁地帯であり、成魚ともなると相当の深場になる(200m以上)
だけど、かっこいい魚だ・・・と思う。写真の姿、惚れ惚れしない?
子供でも迫力がある。ハタ科の魚って、総じてこのような鰭がビシッと迫力ある姿なんだけど、時々これもハタ科?っていう魚もある。(これは次回紹介したい)
マハタモドキという魚もいる。大型の「カンナギ」サイズでは見分けられてるようだが、尾鰭の淵が白いか否かで見分けるようだ。しかしマハタモドキの小型っていうのがなかなか居ないらしい。
まだ研究が進んでない魚なんだそうだ。実はマハタモドキもマハタも同じ種なのかも知れない。
この魚、釣れてしばらくすると体表が異様に粘りだす。料理もしっかり塩もみしないと大変だろう。そんな食味は、小型の場合淡白な白身という感じだ。まずくはないが旨味もいまいちという感じ。
大きいのは美味いんだろうな。
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