2008年3月 4日

ニザダイ

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標準和名:ニザダイ
学名:Prionurus scalprum Valenciennes,1835
属:スズキ目ニザダイ科ニザダイ属
宮崎地方名:サンノジ

特徴など:
通称「サンノジ」と呼ぶこの魚は、メジナ釣りの外道としては結構メジャーな魚である。(宮崎だけかな?)
とにかく力持ちで引きが強いので、釣りとしては楽しいのだが、上がってガッカリという魚だ。外道にも嬉しい外道と悲しい外道があるが、普段は持ち帰らない魚なので悲しい方だけど、食べたら磯臭さがあるものの、釣れてすぐに血抜きし内臓も抜けば、刺身でも氷などで〆めて(鯉のアライなどと一緒)、酢味噌などで美味しく食べられるそうだ。(特に冬時期)

写真のサンノジは大きかった。46Cmである。重量は測ってないが、恐らく1.5~2Kgだ。このぐらいの大きさだと強烈な引き込みである。はっきり言ってよく上がったなと思うぐらい。釣り場がテトラの上だったので底に突っ込んだり、右に左に走り、やっと上げたんだけど姿が見えショックだった事は言う間でもない。

この魚は水中を覗くと尾鰭が白く見える。メジナも時々そのように見えるので間違いやすいけど慣れてくるとその白のエリアの違いで区別ができる。海が透けていて魚影が見えて、期待しちゃうけど案外この魚だったりするんだよね。

沖の浅場でも釣れるがいつも白っぽく感じる。岸からはこげ茶色なんだけどWEB検索していたら、この魚はストレスが無いときは白っぽく、魚釣りなどで陸にあげるとだんだん色が濃くなるようだ。

サンノジでも遊んでくれればボウズよりはましなんだけど・・・

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