2008年3月 4日

カワハギ

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標準和名:カワハギ
学名:Stephanolepis cirrhifer (Temminck and Schlegel,1850 )
属:フグ目カワハギ科カワハギ属
宮崎地方名:キンツ

特徴など:
カワハギは美味しい魚として料理屋では生造りが3000円前後の高値で出される。マアジが1000円前後という事を考えると、貴重な魚と言えよう。何が良いのかと言うと「肝」なのだ。
肝を醤油に溶かして食べる刺身は、ぶるっと震えがくるような美味さなんだけど、その身も薄造りにして何とも上品。この身をフグと称して出す店もあるそうだが、薄く切ったら透明で、まあ騙されるかもね。

宮崎では「キンツ」と呼ばれている。由来は不明。
おもにカワハギには標準和名「カワハギ」と「ウマズラハギ」が有名なんだけど、岸寄りで多いのがカワハギに対し、沖ではウマズラだ。一昔前はウマズラが餌取りとして嫌われものだったのに、今はこの魚も結構高値で取引される。

カワハギはほんとに餌取りが上手で、一筋縄では釣れないのだが、狙えば面白い。

長寸25Cm程度が標準サイズで30Cmだと大きいが40Cmという記録魚の写真を見せてもらった事がある。
釣り上げた人はメジナの大型を釣るより喜んでいたそうだ。
もちろん、「カワハギ」の名の由来は皮を剥いで食べる魚だからだろうけど、この「皮剥ぎ」作業って簡単で楽しい。

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