2008年3月 9日

シラコダイ

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標準和名:シラコダイ
学名:Chaetodon nippon Döderlein,1884
属:スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
宮崎地方名:?

特徴など:
冬時期に磯場の足元に沸いている魚だ。群れている割には口が小さくて突く感じで餌を取るので、ただただ邪魔者と言う感じの魚だけど、間違って釣れてくるときがある。釣られた魚には運がなかったんだなと思う。(リリースするけど)

チョウチョウウオの仲間は、その多くはサンゴ礁帯に生息しているが、この魚は沖の岩場などでも釣れて、しかも冬の時期に多いので基本的には温帯の海に適応した魚だと思われる。

幼魚(4Cm前後)ぐらいまでは背鰭の後方に大きな黒斑が目立つが全体的に薄黄色。成魚に成るに連れて体全体の後方部分が濃い茶色が目だってきて黒斑を覆い隠すような感じだ。

カゴカキダイの記事にも書いたが、この魚とよく似ているのにまったく別の科の魚だ。
生態の変化とは、その地域の条件や食べ物に適合して変化するのであれば、この2種はもともとまったく別魚だったのに、同じような環境の中で同じような姿に変化していったと言う事だろうか。

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