2008年3月 9日

マアジ

000586.jpg
標準和名:マアジ
学名:Trachurus japonicus (Temminck and Schlegel,1844 )
属:スズキ目アジ科マアジ属
宮崎地方名:?

特徴など:
しっかりした写真を写せてない事に今更ながら後悔だ。もっとも馴染み深い魚なのに。
そんなアジ科の代表種マアジについて。

ストアーでも、釣り対象魚としても、お魚としてはもっともポピュラーな魚。
美味しいから人気も衰えず、さばきやすく、防波堤からはサビキでファミリーフィッシングの目的魚、なんとも都合のよい魚だ。

アジは一般的に出回っているサイズが25~35Cm程度だろう。釣り対象としては、豆アジ(5~10Cm)アジ子(10~15Cm)コアジ(15~25Cm)中アジ(25~30Cm)アジ(30~35Cm)良アジ(35~40Cm)大アジ(40~)と勝手に判断してる。そんなもんじゃない?かな。

60Cmにも達するマアジが居るそうだ。釣れる場所は限られるよう。宮崎だといままで見た(聞いた)サイズは43Cmで自分で釣った魚としては42Cm。50Cmが釣れたと聞いたものの、マルアジだった。

アジにはキアジ型とクロアジ型と呼ばれ区別されているが、宮崎ではキアジ型を「シロアジ」と呼んでいる。遺伝子は一緒らしい。
居付き型アジがキアジ型で、回遊型がクロアジ型だそうだ。
居付き型は一定の場所で生活するから、大きく動かず太ってくる。割と浅瀬で生息するから体表も明るく白っぽいんだろう。

東シナ海の特定の場所で産卵し、海流に乗って春に日本の海岸沿に大量に稚魚が近づくらしい。日本の漁獲高を考えると、それはそれは凄い量だな。

ちなみにその名の由来も味が良いから「アジ」と言われている。地域によっては、このマアジ以外でも、美味しい魚はアジと呼ばれていたそうだ。
(最近は情報化が進み、そのような習慣も廃れているようだけど)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fishing-forum.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/556

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)