カタクチイワシ
標準和名:カタクチイワシ
学名:Engraulis japonicus Temminck and Schlegel,1846
属:ニシン目カタクチイワシ科カタクチイワシ属
宮崎地方名:?
特徴など:
タチウオ科でもスズキ目なのに、イワシはなぜニシン目なんだろ。・・・というわけでいろいろ検索してみたけど、どうもよく判らん。「鰭は全て軟条からなり、棘条(とげ)は発達しない。」というのがポイントになるのかもしれない。
2003年ぐらいに記録していた魚の情報で「スズキ目ニシン科」としていた。ということはごく最近スズキ目とニシン目に分かれたのかも知れない。携わり方が薄くてなんとも浅はかな情報ですみません。
とにかくカタクチイワシだが、その名は写真の通り「あご」にあたる部分が抜けたような形状だからだろう。
この魚の稚魚は「ちりめんじゃこ」やニボシ※いりこの材料として捕獲される。沖合いで魚群探知機に大きな群れが表層から中間に丸くあればこの魚の群れである事が多いと思われるが、表層を群れで向かってくるときがあり、サビキ釣りなら確実に数珠なりで釣れる。
普段は持ち帰らないけど餌として残し大型魚を狙うときがある。弱い魚なので針掛かりした後はすぐに死んでしまう。
最近はちりめん漁も漁獲量が随分落ち込んでいるようだが、寿命は2年ほどの魚で、とにかく大量に子孫を残す。世の中で数だけなら上位に位置するんじゃなかろうか。
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