ヘダイ
標準和名:ヘダイ
学名:Sparus sarba Forsskål,1775
属:スズキ目タイ科ヘダイ属
宮崎地方名:ヘイマ
「ヘダイ」って、変な名前だ。名の由来を調べてみてもよく判らないけど「平鯛」→ヒラタイ→ヘダイという説もあるようだ。
初めてこの魚を釣ったのは沖釣りで40Cm程度のサイズ。その日に釣り仲間での飲み会であったが、この魚は蒸し焼きが美味しいと聞き、料理店で依頼した思い出がある。かなり美味しく食べた。
クロダイに似るが、体色が全体的に白っぽい。体側に黄色の細かい縦縞でがあることと、体型が平たく背が盛り上がって見えること。顎が前に突き出ないことなどで区別できる。のぺっとした印象だ。
2004年だったと思うが、岸際でも沖でも相当この魚が釣れた。岸際だと大きさが30Cmに満たないサイズだが、沖だと50Cmに近いものまで。その年に限り相当釣れたのは、宮崎という土地は、太平洋に面していて大きな潮の影響で年度毎に生息する魚も移り変わると言う事かもしれない。
ヘダイは写真撮影が難しい。見ているイメージとは随分かけ離れた、鱗のテカリ感がある。そんなわけで何度もチャレンジしているんだけどご覧の写真が精一杯だ。きちんと機器をもちこむと良いのだが。
タイ科の魚は日本では意外なほど少ないわけで、タイと名が付く魚は数あるけど、正真正銘のタイ科である。ヘダイ属もこの魚のみだ。
幼魚(10Cm前後)だと、この魚は鰭先がキビレと同じような場所が黄色く見間違うほどだ。
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