オビブダイ
標準和名:オビブダイ(写真は若魚)
学名:Scarus schlegeli (Bleeker,1864 )
属:スズキ目ブダイ科アオブダイ属
宮崎地方名:?
特徴など:
この魚は同行者が釣ったものだが、いろいろ調べて結局判らず、ついには神奈川県立生命の星・地球博物館・瀬能博士にメールで同定して頂いた写真だ。
その時の内容だが
私のメール内容
「大きさが28Cmの魚で、ブダイとしては若魚という感じですので
オビブダイの模様がしっかり出てないものだと思いましたが、ぜひ専門家の方々の意見を伺いたくメールを送らせて頂きます。」
に対しまして以下の通り。
「同定についてですが、ご指摘のとおり、私もオビブダイの若魚だと思います。
●頬の鱗列数が2(画像からはそう見えます)であること、
●体色に赤みが強いこと、
●背鰭の中央に青い縦帯が形成されつつあること、
などが根拠です。」
と言う事でオビブダイとしている。模様でははっきりしないけど、概ねオビブダイの特徴を持っているようだ。成魚では雄と雌で全体的な色が変わるけど雌のほうが赤が強い。
オビブダイを見たのはこの魚の撮影をした1回限り。
多分そんなに多い魚ではないだろうけど貴重な宮崎生息種と言う事にはなる。
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