マルソウダ
標準和名:マルソウダ
学名:Auxis rochei (Risso,1810 )
属:スズキ目サバ科ソウダガツオ属
宮崎地方名:?
特徴など:
ソウダガツオの仲間には写真のマルソウダとヒラソウダの2種類がある。
この2種は区別できないと、刺身を美味しく味わうことができない。ヒラだったらかなり美味しい。マルソウダの場合は血合いの身が腐りやすいと言う事もあるし、味もいまいち。
それでも料理次第ではおいしい。ある日、この魚ばかりで他が釣れず、しかたなく持ち帰った事があるが、その魚を知人の料理店店主が味噌煮にしてくれた。味付けの問題だと思うけど信じられぬぐらい美味しかった。
見た目で区別するなら、細長く幅があり丸まった形のもの(体の断面が丸い)がマルソウダで、体高があり、わずかに幅が狭いのがヒラ。だけどヒラソウダによく似たスマやクロマグロの幼魚などが登場した日には、なにがなんだかという感じ。
この魚は時々大量に沿岸に押し寄せるときもあるし、沖のサビキ釣りなどで表層に群れていて、仕掛を下に下ろす途中で喰ってきて釣りの邪魔をする。まあ邪魔だけど、これが活性が高いときは他の魚も高いと思うわけで、そんなときはいろんな魚が釣れるので楽しいのだけど。
大きさは図鑑記載だと55Cmにもなるようだが、よく見かけるサイズは30~35Cm程度だ。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)