ホウライヒメジ
標準和名:ホウライヒメジ
学名:Parupeneus ciliatus (Lacepède,1801 )
属:スズキ目ヒメジ科ウミヒゴイ属
宮崎地方名:?
特徴など:
ホウライヒメジの「ホウライ」って何だろうと気になるところだけど中国の伝説で東にある仙人の住む理想郷と伝えられるのが「蓬莱」という記事があった。かってな想像だけど、なんとなく仙人顔の魚だ。でもそれが名の由来ではないかな??
ヒメジ科の魚は下顎(かがく)※アゴに1対のアゴ髭がある。この髭はちょっと太く、砂泥に突っ込んだりして底生の小動物を探し出し捕食するためにある。
他の魚と区別するには、この髭があるか否かで簡単に見分けができるのだが、日本にはヒメジ科の魚が22種いて、これをきちんと見分けるのはきちんとした知識が必要なのかもしれない。
だけど釣り人も漁師も、この魚を見ると総じて「オジサン」という。「オジサン」という標準和名のヒメジ科の魚も居る。
ホウライヒメジも結構大きくなるヒメジ科の魚だけど、40Cm前後には成長するようだ。
尾鰭手前に暗褐色な斑紋があるが、写真の魚もそうだけど、これは目立ったり不明瞭だったりで決め手にはならない。オキナヒメジがよく似ているけど、その暗褐色な斑紋がちょっとくっきりで、左右にあるのがオキナで、中心に大きくかぶさっているのがホウライなのではないかと思っている。
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