2008年3月 1日

イスズミ

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標準和名:イスズミ
学名:Kyphosus vaigiensis (Quoy and Gaimard,1825 )
属:スズキ目イスズミ科イスズミ属
宮崎地方名:シツオ・ヒツオ

特徴など:
イスズミって、メジナ釣りの外道で、悪食というか撒餌なしでも居れば釣れちゃうし、大きくもなり引きも強くって、これだけなら凄く釣り対象魚としては面白いんだけど、釣れたら糞を撒き散らし、食べてもさほど美味しくないので、とても嫌われている。

宮崎ではシツオと呼ばれる。失禁のシツオちゃん。

大きさだが、5~6Kgサイズ・60Cmオーバーという魚もいる。そしてとにかく力が強いので、釣りだと、とても面白いのだが姿を見てがっかりだ。

磯釣りの外道としてこの魚が良く釣れるが、夏時期に特に活性が高い。大きな群れで生息している。南にいくほど、特に離島などでは外道として撒餌に驚異的な群れで押し寄せて、釣りにならないということもあるようだ。

この魚、日本には4種。
イスズミ・ノトイスズミ・テンジクイサキ・ミナミイスズミ

これを宮崎では、まったく区別されてないが、私はあえて、釣りを楽しむために何とか見分ける努力をしている。
特にノトイスズミ・ミナミイスズミは、地方によっては「ササヨ」と呼ばれ美味とされているので、できれば持ち帰って食べたい。ときどき瀬渡船の船長とか漁師が、「シツオは美味いよ!」と言われるが、多分区別されておらずノトイスズミを指していると想像する。

身体的な特徴として、写真のイスズミは黄色い縦筋が目立つ魚だけど、上記の4種ってパッと見た目には区別しずらい。

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