イスズミ
標準和名:イスズミ
学名:Kyphosus vaigiensis (Quoy and Gaimard,1825 )
属:スズキ目イスズミ科イスズミ属
宮崎地方名:シツオ・ヒツオ
特徴など:
イスズミって、メジナ釣りの外道で、悪食というか撒餌なしでも居れば釣れちゃうし、大きくもなり引きも強くって、これだけなら凄く釣り対象魚としては面白いんだけど、釣れたら糞を撒き散らし、食べてもさほど美味しくないので、とても嫌われている。
宮崎ではシツオと呼ばれる。失禁のシツオちゃん。
大きさだが、5~6Kgサイズ・60Cmオーバーという魚もいる。そしてとにかく力が強いので、釣りだと、とても面白いのだが姿を見てがっかりだ。
磯釣りの外道としてこの魚が良く釣れるが、夏時期に特に活性が高い。大きな群れで生息している。南にいくほど、特に離島などでは外道として撒餌に驚異的な群れで押し寄せて、釣りにならないということもあるようだ。
この魚、日本には4種。
イスズミ・ノトイスズミ・テンジクイサキ・ミナミイスズミ
これを宮崎では、まったく区別されてないが、私はあえて、釣りを楽しむために何とか見分ける努力をしている。
特にノトイスズミ・ミナミイスズミは、地方によっては「ササヨ」と呼ばれ美味とされているので、できれば持ち帰って食べたい。ときどき瀬渡船の船長とか漁師が、「シツオは美味いよ!」と言われるが、多分区別されておらずノトイスズミを指していると想像する。
身体的な特徴として、写真のイスズミは黄色い縦筋が目立つ魚だけど、上記の4種ってパッと見た目には区別しずらい。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)