ヒレナガカンパチ
標準和名:ヒレナガカンパチ
学名:Seriola rivoliana Valenciennes,1833
属:スズキ目アジ科ブリ属
宮崎地方名:?
特徴など:
宮崎の沖に「黄金の瀬」という、浅い所で水深5mという場所が3箇所ある。(黄金の瀬は総称で広い島のような場所で、細かくはそれぞれに名前がある場所だけど)
しかし傍目にはまったく海だ。海中に沈んでいる島があるわけだ。
随分以前の話だが、そこで巨大カンパチが釣れるとして、テレビなどでも紹介され、とにかく毎日のように遊魚船が20~30艘も行って釣り尽くした。だから今は巨大なものは居ない。釣りは時々残酷な行為をもたらす。魚の聖域を破壊してしまうわけだ。
それの罰で、はかなくも昔の栄華は話の種だけどなってしまったし、活気もなくなっている。
だけど小型は居る。重量にして2~3kg程度のものだ。数年前からジギングが流行りだして、カンパチは完全な対象魚だけど、実はこのヒレナガも結構混じる。
これまた写真が悪くて、しばらくクーラーボックスにて寝て頂いているものなので醜いが、1.5kg程度のものだ。
カンパチとの形態の違いとしては、第2背鰭・臀鰭(しりびれ)が伸びていることと尾鰭下葉先端が白くないこと。そしてカンパチより南方系。
カンパチが2m近くまで成長するのに対して、ヒレナガは1mちょっとぐらいらしい。
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