2008年3月15日

ハリセンボン

harisenbon.jpg
標準和名:ハリセンボン
学名:Diodon holocanthus Linnaeus,1758
属:フグ目ハリセンボン科ハリセンボン属
宮崎地方名:?

特徴など:
居酒屋に大きなハリセンボンの提灯などを見かける。大きさが30Cmほどだが海でそんな大きなものは見た事がない。せいぜい15Cm程度。

身を守るためにすぐに体をパンパンに膨らまして、硬い数ある棘を全身に張り巡らすので容易には握れない。写真を写すのも一苦労だし、ずっとそのままの姿なので穏やかな状態は水中じゃないと難しいかも知れない。青森以南にいる割とメジャーな魚なんだろうけど、数年前(2004年ぐらいかな?)晩秋だったと思うけど、恐ろしいほどのこの魚の死骸が海に浮いていた。
潮目部分に筋ができるけど、その境部分に、たぶん数万という数で。
新聞にもチラッと記事が載ったけど、これほどの大量の死というのは、突然の水温の変化なのかと思った。そこでWEB検索にて「ハリセンボン・大量死」をキーワードに調べてみると、かなり出てきた。いろんな地域で発生しているようだ。確信的な死の理由はわからないけど、それと同様に大量発生という記事も多く見かけた。これが網に大量に入り、一緒に獲れた魚が傷ついて売り物にならなくなるんだそうだ。
とにかく大量なんだな。

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