イボダイ
標準和名:タカクラタツ
学名:Psenopsis anomala (Temminck and Schlegel,1844 )
属:スズキ目イボダイ科イボダイ属
宮崎地方名:?
撮影者:Umizaru
撮影場所:門川町
撮影日:2007年5月
写真の魚のサイズ:6.4Cm
特徴など:
松島湾。男鹿半島以南、東シナ海。幼魚は表層性でクラゲの下、成魚は大陸棚上の底層に多い。約20Cmになる。関東ではエボダイとも言われる。また瀬戸内ではクラゲウオとも。
イボダイの卵は浮游卵で、孵化した幼魚期には表層を浮游するクラゲの傘に隠れて生活する。小さなイボダイがクラゲに守ってもらっている様子からクラゲウオなる名がついたようだ。
釣り魚としてはお目にかかる機会は少ないが漁業対象魚としては定番の魚で東シナ海に多い。
干物として、しっとりとしてうま味があり身離れもよいということで人気がある。
新鮮だと体表からかなりの粘液が出ている。これが鮮度のバロメーターになるそうだ。
写真の魚は6.4Cmと小さく、まだ若魚と言える個体。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)