ツマリカスベ

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標準和名:ツマリカスベ
学名:Okamejei schmidti (Ishiyama,1958 )
属:エイ目ガンギエイ科コモンカスベ属
宮崎地方名:?

撮影者:Umizaru
撮影場所:門川町
撮影日:2007年3月
写真の魚のサイズ:50Cm

特徴など:
神奈川県から宮崎県までの沿岸。水深20~50mの砂泥底にすむ。成魚で50Cmほど。

モヨウカスベと酷似するが、腹側を見ると区別できるそうで、小さな孔のようなものが散在していて、これをロレンチニ氏瓶といって生き物からでる微弱な電流を感知し、獲物の位置を知る器官なんだそうだ。これが腹鰭前葉起部に達していなければツマリカスベということ。

コモンカスベ

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標準和名:コモンカスベ
学名:Okamejei kenojei (Müller and Henle,1841 )
属:エイ目ガンギエイ科コモンカスベ属
宮崎地方名:?

撮影者:Umizaru
撮影場所:門川町
撮影日:2007年3月
写真の魚のサイズ:44Cm

特徴など:
函館以南、東シナ海。水深30~100mの砂泥底にすむ。成長して55Cmほど。
アカエイなどが卵胎生であるのに対し、この魚は卵生なんだそうだ。魚類・甲殻類を餌とし、イカナゴやマハゼ、クルマエビ類・ワタリガニ類を食べる。

食用にもされ、煮付け・ムニエルなどで美味しいよう。