アカエイ
標準和名:アカエイ
学名:Dasyatis akajei (Müller and Henle,1841 )
属:エイ目アカエイ科アカエイ属
宮崎地方名:?
特徴など:
魚を大きなグループで分けたとき、ヌタウナギ綱・頭甲綱・軟骨魚綱・硬骨魚綱 の4つに分類されるのだが、サメやエイの仲間はこの中では軟骨魚綱に属する。一般的なスズキ目類の魚は硬骨魚綱。
内部骨格が軟骨でできているからなんだそうだが、鰾(ウキブクロ)や肺がないのも特徴のようだ。
前置きが長くなったけど、アカエイは割りと馴染みのあるエイで、沿岸に多い魚だと思う。50Cm程度が標準サイズだけど尾部まで測れば1m以上にはなる。時々、この大きな魚体が浮いてきてびっくりするときがある。
尾部の尾棘(ビキョク)に触れると危険な魚だが、食用としてはなかなか珍味だ。乾燥させた体盤部分を焼いて食べると独特の匂いと食感。
この魚は底でじっとしていることはなく、常に表層・中層を泳ぎまわっているんだそうだ。泳ぎ方は左右の胸鰭を同時に振り下ろす、はばたき型。