オニカマス

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標準和名:オニカマス
学名:Sphyraena barracuda (Walbaum,1792 )
属:スズキ目カマス科カマス属
宮崎地方名:?

撮影者:H.Tanaka
撮影場所:宮崎市・宮崎サン・マリーナ
撮影日:2007年9月
写真の魚のサイズ:30Cm

特徴など:
160cmを越します。右の2cmほどの幼魚は海面近くで見ましたが、縞模様がはっきりしているのでオニカマス(バラクーダ)と判断しました。一直線に獲物に突進するので、ダイヴァーにはサメよりも恐れられているそうです。東太平洋を除く全ての海に広く分布します。左の個体はやはり海面近くで泳いでいたもので、その判定は'WEB魚図鑑'でして頂きました。(H.Tanaka)

ヤマトカマス

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標準和名:ヤマトカマス
学名:Sphyraena japonica Cuvier,1829
属:スズキ目カマス科カマス属
宮崎地方名:?

特徴など:
カマスは姿形がどの種も酷似していて見分けにくい。
写真の魚がヤマトカマスという根拠だけど、背鰭起部と腹鰭起部が、ほぼ同じで、体側鱗が細かく、暗色縦帯がないということでヤマトカマスと「WEB魚図鑑」にて同定頂いている。

正直釣ったときにその区別はできない。カマスはカマスだ。世の中の釣り人のほとんどがそういう見識だろう。

そんなわけでカマスのことだけど、私が写真の魚を釣ったのは初秋で、時折大きな群れが防波堤などで釣れだす。釣るのは比較的簡単で、とにかく動く餌なら喰らい付くので餌釣りであっても引きずってやると釣れてくる。大きさは25Cm程度で、ハリを外すときには気をつけないと危ないけど、そんなに手強い相手ではない。
ちょっと気になるのは、クーラーボックスに入れておくと結構な臭みがあること。
だけど一夜乾しにして焼いて食べるのは美味で、宮崎だと土産店でもよく置いてある。生だとちょっと水っ気があり美味しいとはいいずらいそうだ。

アカカマス

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標準和名:アカカマス
学名:Sphyraena pinguis Günther,1874
属:スズキ目カマス科カマス属
宮崎地方名:?

撮影者:H.Tanaka
撮影場所:宮崎市・宮崎サン・マリーナ
撮影日:2007年9月
写真の魚のサイズ:約15Cm

特徴など:
全長30cmの小型種です。単独から少数の集団で海面近くをゆっくり泳ぎまわっていました。鋭い歯を持つハンターで小魚を食べるのですが、獲物を捕まえる時には素早く行動します。南日本から東シナ海や南シナ海にかけていますが、琉球列島からの報告はありません。(H.Tanaka)

写真の魚はWEBサイトの「WEB魚図鑑」に同定依頼され、恐らく「アカカマス」という意見でまとまっております。(あらら)