朝起きると起床予定時刻の2:00が過ぎ時刻は4:00・・・。釣行に向かうか悩んだ(自宅は奈良県奈良市なので現地まで3時間かかる)が、たまの休みなのでといざ単独で紀伊長島町まで向かう。 先月キス狙いで会社の先輩と現地視察に来ており、人が入りづらくて地形的にも魚が集まりそうな雰囲気のある好場所だったと記憶しているポイントがあった。ただその時は同行者がそこまで行く勇気がなく(かなり険しい荒場を車止めてから1.5Km程歩くため)結局素通りに終わったのである。 前日に入念に装備・場所の点検は済んでおり、準備は万端。天気予報では降水確率40%、曇りのち雨とのことだったが現地に到着するなり大雨に見舞われる。 が、ここまで来て引き返すわけにもいかず強行で悪路を突破する。駐車してから30分かけて目標の磯まで辿り着く。途中ボートに乗った2人組のシロギス釣師が高速で海面を素通りしていった事が妙に腹立たしかった。 現地に到着すると、外洋向きの磯は波が荒く、とても釣になりそうになかった。 実際荒潮から逃れた小型の魚が波が比較的穏やかな大岩の裏側の水深がややある場所付近に密集していた。これは底には良型も非難しているだろうと早速仕掛けを投入する。 初め磯竿(インナーロッド)で様子を見るつもりだったが、糸通しのワイヤーを忘れたので結局予備で用意していた渓流竿を準備する。 コマセを撒くと小魚やフグが大挙して押し寄せる。それに混じってなんとカワハギの群れが水面ギリギリまでやってきた。 即針を丸セイゴ針の9号に切り替え、しばらく表層にやってくるカワハギを釣るべく格闘するが、フグの猛攻にあう。 そこでオモリをガン玉の2Bを浮き下に、ハリスにBを装着し、水深4M程のタナに素早く付餌を落とす作戦に切り替える。餌取りはどうも表層3M付近までで、良型も比較的中層に浮いてきて活性は悪くないと思った為だ。 再度投入後2〜3投ですぐに当たり。25cmのカワハギだ。その後数分置きに1匹づつカワハギとベラが釣れ、ヒットが連続する。 11時を過ぎると急にあたりが止まり、12時間際に子メジナがかかり、何とか本命 の姿を見ることができたのと、波の勢いがそろそろやばくなってきたので納竿。 途中バラしたカワハギ2匹、チヌ1匹が悔やまれた。また、岸ぎりぎりまでアオリイカが泳いできていたので次回はエギも準備したい。 |