久々にキスの投げ釣りに出掛けようと家内と二人で朝8時に家を出て、 最寄りの釣具店「フィッシングショップ オガワ」で砂虫を購入し、 長崎半藤先端に位置する脇岬北港へ向かった。 この場所はきれいに整備された港になっており、足場もよく初心者や 子供でも安全に釣りが出来る所で、子供が小さい頃から通っている。 釣りがしやすい場所にもかかわらず大物の実績もある場所で、一昨年 は家族で出掛けて私が30・27センチを、また大学生の娘が29センチを 同日に釣り上げたこともある程の場所だ。
到着後早速道具をセットし、家内と別々の場所で釣り始めた。 潮は小潮の上げ潮で、当たりは頻繁にあり針には乗るのだが10センチ にも満たないメダカサイズがほとんどで、その度に魚体に触らないよ う針をはずしてお帰りねがった。 波止先端で投げていた家内の方がサイズ的にはましで、13〜15センチ の小形がぽつりぽつりと上がる状況。 時折20センチクラスが混じるとやったと声をあげては釣りを楽しんで いた。
下げ潮に変わり餌の残りも少なくなって来たので、それまで狙って いた4〜5色付近のポイントから3色あまりのやや近めのポイントに 切り替えた。 2投目で錘が着底し糸フケをとった途端にひったくるような当たりが あり、すかさずベールを返して糸をフリーにし、頃合を見て竿先を軽 くあおると手ごたえ十分であった。 念のためストッパーレバーをフリーにしてゆっくりと糸を巻取ると 老成した面構えのキスであった。 持参していたメジャーではかると30センチをわずかに超えていたが、 デジカメは持参しておらず、水氷で刺身用に保存して帰り、自宅で 計ったら数ミリ程縮んでいた。 主さは235グラムとまずまずで刺身で堪能したのは言うまでもない。
その後22〜3センチを2尾ほど追加して餌切れで納竿。適度に楽しめた 釣りであった。
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