縮小画像をクリックすると拡大されます

投稿画像1

投稿画像2
登録番号  002001
お名前
Tsuchy さん
ホームページ かれいに投げ釣り
釣行日 2003/11/03
時間 03:30-13:30
都道府県 宮城県
ジャンル 投げ釣り
対象魚 イシガレイ
釣れた時間 09:30
ポイント 石巻市渡波
釣果 51.5cm
釣り方 投げ釣り
タックル 竿:シマノサーフリーダー405CX-T
リール:シマノパワーエアロ6000
仕掛け 全長1.3m カレイ16号1本針、モトス・ハリス通し5号フロロカーボン
ユムシ
水深 不明
水況 長潮
釣行記
昨年の「ふくらはぎ級」アイナメが忘れられず、そしてまた、全日本サーフで言うところのDランクのカレイをどうしても、どうしても一回釣りたくて、四回目となる東北遠征に行ってきました。
今回は、航空会社のキャンペーンで、航空券はタダ!(^^)
辛〜い出張を、海外含めてたくさん行ったんで、たまにはこういうことも無いとね。d(^^)

さて、11月1日。嫁と子供を尼崎の嫁の実家に下ろし、実家から車で1分のサワムラでエサの仕入れ。そのまま車で空港へ。
荷物を宅配で送っても重量的に重いので、大阪空港の高めの駐車料金を払ってもそんなに変わりません。
仙台空港には昼頃到着。東北とは思えない暖かさと、そして良い天気!(^^)
きっと日ごろの行いが良いのでしょう。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
取り合えず、マコガレイを手堅く数を揃え、あわよくばアイナメのCランク、Dランクをと、石巻市渡波の波止の根元に向かいます。
昨年まさにここで、アイナメのランク入れ食い。そして忘れもしない、痛恨のCランク(以上?)のアイナメバラシ。
春にはマコガレイもたくさん釣った場所でもあります。
期待満々で、投げます。しかし、のっけから20cmクラスのアイナメが入れ食いに。
去年はこんなの2〜3匹しか居なかったのに、投げても投げても、そればっかり。片っ端からリリース。あと二日もあるし、20cmのアイナメは明石(地元)にたくさんいます。
一匹だけ25〜6cmのが来ましたが、躊躇せずリリース。
結局、この日は最後までアイナメの20cmと戯れて終りました。ま、あと二日あるし・・・と初日は余裕で引き上げ。
明日の分のエサを地元のT釣具で購入。ついでに最近の釣果を聞くと、早い時期に60近いのが一枚上がって、それっきりとのこと。
40くらいのがたまに上がるくらいですかねーとも。(T_T)
しかし、実績的にはイシガレイの大きいのと言うと、やっぱりここですし、あんまり他の釣り場も知らないし、次いつ来られるか分からないのに冒険も出来ません。明日も渡波でやることにします。

二日目、朝4時に起きて、トイレも行き(^_^;)、食料もたっぷり仕入れて、夕方まで粘る体制です。
渡波の長〜い波止を、キャリーを引いて歩いていきます。車がたくさん止まっていたので、いやな予感はありましたが、狙いの最初のコーナー付近には、既にバリバリ級の投げ釣り師が二人。仕方ないので、さらに奥へ。
夜明けから、戦闘開始。遠近投げ分けて、魚信を待ちます。
しかし、ここはアイナメの小さいのもいません。
やっぱり、釣具屋さんの情報通りか・・・・と半ば諦めかけたとき、隣のバリバリ投げ釣り師(千葉サーフのN本さん)が何か釣って、タモ入れの為に、お連れさんを呼んでいます。
で、見に行くと・・・・・・・・(@_@)
なんと大きなカレイ!!
寸法を測らせて戴くと、60cmを僅かに切る、それは見事なイシガレイ。
これが渡波の実力です。すごい!!!!(@_@)

よーし、次は私が・・・・・・と、気合を入れなおします。
で、しばらくして私にもついに渡波初のイシガレイが来ました。ここは、イシガレイ釣り場として有名なのに、マコガレイばっかり(狙って)釣っていた私にも、ようやく初のイシガレイ。しかし・・・・・・・・・(-.-)
サイズは、ホント小さい17cm。

16号のカレイ針が口元にしっかり掛かっていましたが、飲み込んでいなかったので、丁寧にリリース。
「大きくなれよ〜(T_T)」と祈りつつ・・・・

結局、その後竿先はピクリともせず、夕方になってしまいます。
「60cmが上がったそうですね(^^)」と、私よりも先端に入っていた引き上げる人に、私が釣ったと間違えられ、「いえ、釣ったのはあっちの人です・・・」と答える時の侘しさ・・・・・・・
しかも、地元神戸からは、「どうですか?(^^)」と半ば○ウズを期待せんばかり?(^_^;)の激励?の釣友たちからの電話攻撃。
うーっ、明日こそ〜

三日目、最終日です。ここまで二日間、釣果らしいものも無く、東北まで来たかいもなにも無い状況。
今日こそ結果を出さねば・・・・・・・
昨日N本さんが釣ったポイントは、ほぼ船道で、私が入っていたポイントからは、少し遠く、後ろも狭い為、ぶら下げ投法では充分届かない距離でした。三日目の今日は、どうしても最初の狙い通り、アイナメもカレイも狙える最初のカーブのところ。
あそこなら、後ろが広く取れ、錘を置いて投げられるので、遠投も充分できます。しかし、休日にあそこに入るのは、至難の業。
最後の一日にかけるため、前日よりもさらに1時間行動開始を速め、午前三時に起床。
真っ暗な波止を歩いて行くと、スズキ狙いのルアーマンが一人いただけで、狙いのポイントに入ることが出来ました。(^^)
昨日N本さんが釣られたポイントよりも少し根元側の、今年の春にアイナメのBランクを2本続けて釣った場所です。
朝方が干潮なので、潮が動き出すタイミングを外すまいと最初から四本体制。
準備してたら、昨日のN本さんが、「きょうはここですか?」と一声掛けて、さらに先端に歩いていかれました。
アイナメも欲しいので、近投2本、遠投2本で攻めます。
中途半端な距離にはヒトデしかいないのは前回釣査済み。
しかし、大きなアイナメが来るはずの近投の竿には、やっぱり20cmのアイナメが入れ食い・・・・・
仕方なく、もうすこしだけ投げると、案の定ヒトデ。うーん・・・・・・
そうこうする内、潮が結構動き出します。昨日はサッパリ動かず、タイミングがわかりませんでしたが、今日は行けそうな感じです。
観音回ししていた竿の内、一本が停止。
あれっ?と思って合わせると、ズシッ。
これは????と期待して巻上げ開始。すると、カレイ特有の締め込みが・・・・・\(^o^)/
しかも手前まで来て、グイグイ下に潜ります。これは完全に良型。心臓が高鳴り始めます。
ここで来たからには、最低でもCランク(45cm以上)かぁ〜
しかし、上がったのは35.5cm。(>_<)
地元関西では充分大型ですが、ここでは子供・・・・・・
ま、これでも一応ランク級なので、釣果報告を心待ちにしている?地元神戸のみなさんにひとまず電話。
「良かったやん」とみんな嘲笑を含んだ??(^_^;)慰めの言葉を掛けてくれます。
「な〜に、これからやがな」と強がりを言ってみせたものの、枚数が出るような感じでもないので、「もしかしてこれで終わり???」といやな感じがしてきます。
しかし、釣れたのはやっぱり遠投でしかもユムシに来たので、全ての竿をユムシに変えて、全て遠投開始。

潮がやや緩み始め、いわゆる「上げ八分」になったころ、今度も観音回ししていた一本の竿の動きが止まっています。
合わせると「ズシッ」。
あっ、もしかして・・・・・・・・・・・
巻き上げ開始。しかし、先ほどのよりも軽く巻き上げ出来ます。さっきのよりも小さいかも。
が、手前にかなり寄った時、さっきとは比べ物にならない力強い泳ぎで下に潜ります。(@_@)
「え゛っ?」
そして、水面に浮かんだ姿を見た瞬間!!
「網お願いしまーす」と、叫んでいました。だれに向かって言ったのか、判然とはしませんが・・・・
しかし、隣の補聴器を付けたご老人には、聞こえなかった様子。もうこの段階で心臓バクバク、目は白黒、腰は殆ど抜けかけ状態。
必死の思いで、タモを掴み、カッコよく網を伸ばしたものの、鳥取一文字の高さに合わせて買った6.3mの玉の柄は完全にここでは長すぎ、網はカレイの遥か向こうへ・・・・・・・・
実は、タモはいつも持っていますが、自分で自分のを掬ったことは無く、大概のものは抜いています。鳥取で二回ほど、ククレカレイ氏に入れてもらったくらい、。大物慣れしていないと、本当に釣れた時にパニックに・・・・・・(^_^;)
震える左手を何とか動かして、柄を引っ張り、やっとカレイを掬いました。
「デカい・・・・・・・(@_@)」
さすがに、ギャラリーが少し集まってきます。
もうなんとも言えない、最高の気分。
東北へのチャレンジ4回目、イシガレイ狙いでこの波止に入ったのは二回目ですが、幸運にもゲットすることが出来ました。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

普通、「疲れが吹き飛ぶ」なんて表現を使いますが、ジアイかも知れないので取り合えず打ち返しだけやった後は、しばらく放心状態・腰くだけ。(^_^;)
何しろ昨日から、重い荷物を引きずっての波止の往復と、フルスイングの連続。しかも今日は潮が結構流れて、流れ藻の巻上げも重く、もう全身の筋肉がパンパンです。
千葉サーフのN本さんのところに行って、カレイを釣ったことを報告すると、「おめでとう(^^)。ここまで来た甲斐があったね。」とポーンと叩かれました。(^^)
先端の方は、全く何も釣れないとのことで、N本さんも横に移って来られます。そして第一投でイシガレイの30チョイのをゲット。30分後にも同サイズを続けてゲット。さすがだ・・・・・・
一方、腰が抜けてしまっている私は、遠投力も落ちてきて、手返しも散漫に。飛ばないなら、最後にアイナメでも・・・・と近投にチェンジしましたが、アイナメはついに姿を見せず。
13:30、三日間楽しませてくれ、そして最終日に大きなプレゼントをくれた渡波の波止を後にしました。

Copyright(c)1987-2003 FFISH All rights reserved.