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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

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[11410] シブカミ級ってどれくらい? 
  【魚図鑑参照】
2004/5/17 (月) 00:10:48 モクシン
◆画像拡大
 週間釣りサンデー 2003.8.3 p45 で、大型のアイゴを「シブカミ級」と記してありましたが、これは40cm以上をそう呼ぶのですか?
 ちなみに、写真のアイゴは38cmちょいありましたが、シブカミ級と呼べますか?

[11411] シブカミ>渋紙のことです 
2004/5/17 (月) 06:14:29 小西英人HomePage
▼ モクシンさん

 渋紙なんて、死語になりましたね。貼り合わせて、柿渋を塗った紙のことで、丈夫ですから包装紙などに昔は使われました。

 アイゴは老成すると、斑紋が消えて茶褐色になり、まるで渋紙のようになります。こういう老成魚を、紀州で「しぶかみ」と呼びます。

 ぼくは、これだけでいいと思うのですけどね。こういう大きさを、昔から感覚的に呼び慣わすものは、そのまま感覚的でいいと思うのです。こういう「感覚」がわかる男になるのが、釣り人になるということだと思うのです。

 「シブカミ級」なんていい方は厭ですね。やれ「ぽん級」やれ「ざぶとん級」と、きちんと日本語表現できない者は、そういう書き方をすぐにしたがります。ぽんぽんぽんぽんぽん…って書かれているものを読むと、なんだと思います。

 そして、こんどは、わけのわからんまま、定義をしたがります。やれ何センチ以上や、やれ何センチ以下はいわないと…。

 そういう毒にかぶれないでくださいね。

 アイゴの老成魚を、渋紙と呼ぶのです。

 モクシンさんが、渋紙に見えたら、それは渋紙です。渋紙に見えなかったら、それは渋紙と違います。こういうものは経験を積まなければ常識的な「感覚」にはなりません。それを磨くのが、釣り人になるということです。その楽しみを、何センチ以上か以下かなんて議論で、人から教えてもらってはいけません。

 せっかくの楽しみが、奪われることになりますよ。      英人

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