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[15165] デジカメ買い替えました! 
2004/12/13 (月) 21:41:56 ぷいぷいユッケHomePage
ようやくと言いますか、買い替えました。

ORIMPUS CAMEDIA C-770 Ultra Zoom

ORIMPUS CAMEDIA PT-022

と、デジカメとハウジングをセットで購入しました。
2月下旬から3週間ほど、沖縄に行く予定には間に合い(間に合わせ)ました。

相談に乗ってくださった方々に感謝です!

あとは、外部ストロボだけです。
水中専用スレーブフラッシュってやはり陸では使えないんですよね?

陸でも外部ストロボの必要性を感じていますが、
きくやの常連さんの使用しているようなタイプにするか、
普通のタイプにするかで悩みどころです。

ストロボ用のハウジングは見たら、カメラのよりも高い価格でしたし……。
う〜〜〜ん。。。


ちょっと今日、学校で試し撮りをしようと思ったら、
この間の大掃除で撮影板が見事に捨てられており(私も他人の物をバンバン捨てたので文句は言えませんが^^;;)、
気合いの入らない撮影となってしまいました。

明日、学校に行く前にデコパネを買って、
再度撮ってみようとは思っていますが……。

[15166] 試し撮り>ヒナハゼ 
2004/12/13 (月) 21:50:04 ぷいぷいユッケHomePage
◆画像拡大
実体顕微鏡なしでもここまで撮れました。

まだ、馴れていないので、
もうちょっと扱いに馴れれば、もっと画質の良いのが撮れる気もするのですが……。
説明書読まなきゃなぁ。

でも、これは一応、後で登録しておきますね。

TL:約15mm
Loc.東京都港区港南
Date.2004/12/08
採集方法:たも網

[15167] 試し撮り>クモハゼ 
2004/12/13 (月) 21:52:01 ぷいぷいユッケHomePage
◆画像拡大
これは展鰭したやつが撮りたいので、明日またチャレンジします。

因みに館山産です。

[15168] 試し撮り>ナベカ 
2004/12/13 (月) 21:55:07 ぷいぷいユッケHomePage
◆画像拡大
これも明日、またチャレンジします。

ちょっと大きめだったので、シャーレの中では窮屈でした。

ナベカは眼上皮弁がないので、
鰭以外にはあまり気を使わずに済む数少ないイソギンポ科魚類ですね。

今日はやる気を失くしたので以上しか撮ってませんが、
ピント合わせが難しく、かなり枚数撮りました。

きちんと説明書を読まなければ……。

[15169] ついでに書評>種の起原 
2004/12/13 (月) 22:38:28 ぷいぷいユッケHomePage
初版と第6版ともに読みましたので、ざっと書いておきます。

その前に読んだ本を挙げておかなくては……。

初版:
 訳者:徳田御稔(編者兼)・小西国義・柴内俊次.
 1959年発行,(株)三一書房.

第6版:
 訳者:掘 伸夫・掘 大才.
 1989年発行(第二刷),槇書店.

初版については訳出は第5章までで、それ以降は簡単な内容紹介となっており、
第6版までに改良された点や、ダーウィンの理論の問題点などを挙げている内容が付け加えられているものになっています。

私は全訳の第6版から読んでから初版に手を伸ばしたので、
その点では自分では気付けなかったダーウィン論の問題点に気付けたので、
勉強になるなと思いました。


さて、内容はどちらも「種の起原」を要約または全訳したものですから、
ダーウィン自身の経験や、魚類の命名者としてもよく目にするキュビエやギュンサーや高校生物で習う筋繊維の「滑り説」を唱えたハクスリ(ハックスレー)などといった有名人からの見聞を活かして、自分の論理を主張する内容となっています。

一般に信じられていた、種は個別に神が創造したものであるという「創造説」は既に博物学者の間では疑念を抱かれつつあっったことや、自然淘汰(自然選択)説がどのような根拠で生じた考え方であるのか、またダーウィンが世論や「創造説」を唱えていた宗教に、どれほど悩まされたかもよくわかります。

とにかく、初版でも第6版でも根本的な部分である、生物は進化するものだという訴えは変わっていません。
この創造説が信じられていた当時、「種の起原」を読んだことのない人または内容を理解できなかった人が多かった事実は、ダーウィンの顔を猿と合成させたような絵が出回ったことや(これは初版にも書かれていませんが…)、初版にも書かれている「種の起源」の品評会での出来事からもわかります。
むしろ、頭では理解できても、受けいれたくなかった人もいるようですね。
また、初版ではダーウィンの死後、どのように「種の起原」が広まっていったのかという記述もあります。

進化学の原点として、また分類学や生態学、形態学、発生学、地質学などなど様々な分野に関わりのあるものとなっており、小西さんも前に書いていた通り、よくぞ考えついたなぁと感嘆とせずにはいられない内容です。
個人的には、考えてみれば当たり前のことですが、本能も遺伝し、変容していくことや、魚が鰾からも少し呼吸していて、肺に転じていったということは、初めて知ったことのうちで印象に強く残っています。

それと、初版の方がダーウィンの意見が素直に出ていて、読み易い内容でした。
第6版は長々と、そしてより慎重に論を進めており、論に対する事例を幾つも列挙していることは勉強にはなりますが、読みにくい印象があります。
しかし、第6版と初版ではダーウィンの考え方が変容した通り、内容も少し変わっています。これは見逃せないところでしょう。

とにもかくにも、やはり歴史的に有名な書物は読む価値があるからこそ、有名なんだなと思った次第です。
いやぁ、こんなんで書評になっているのかも疑問ですが……とりあえず、こんなところにしておきます。(^_^;;

[15217] Re:ついでに書評>種の起原 
2004/12/14 (火) 00:29:26 小西英人HomePage
▼ ぷいぷいユッケさん

 ありがとう!

 ぼくは、だいぶん前に読んだから、もう忘れちゃってるな!

 忘れていて、書くと、間違いがあるかもしれないけど、ごめんね。間違えたら、ぷいぷいさん、叱ってね。まあ、内容には触れないようにしますけど。

 ダーウィンは、かなり周到に、いろいろ集めて、じっくりと論を進めています。それでも、初版発刊以後の批判にこたえ、かなり丁寧に、議論したり、書き直したりしていますので、6版になると、ちょっと、議論があちこちいって、読みにくくなります。

 そういう意味では初版が素直です。それから、どう悩んだかが、あとの版ではわかります。

 ぼく、魚類学に興味を持つ前は、なんというのか、社会学的とでもいえるような進化論の本をさんざん読んでいまして、それらの、ほとんどはダーウィニズム批判であり、またはネオダーウィニズムとでもいうようなものでした。

 なるほど、ダーウィンはここを間違えたかとか、なるほど、こうなんだとか、そう思って読んでいましたが、ゆっくりと『種の起源』をよみますと、ダーウィンは、ほとんど、すべての問題を語っています。あとのひとは、それをこねくり回しているだけです。ダーウィンは遺伝子も知らず論考しています。「メンデルの法則」のメンデルはダーウィンと同時代の人なのですが、その研究は、まったく評価されず、メンデルの法則の再発見というのは、ダーウィンの死んだあと、1900年になります。『種の起源』は1865年です。

 けっきょく、ダーウィン以後というのは、まったくダーウィンから逃れられず、今西進化論などといっても、生物は変わりたいときに変わるといい出す始末です。木村資生が、中立進化説をとなえるまで、根本的な考え方は変わっていませんし、木村の中立進化説は、これで初めて、進化論を実証できる可能性が提出されたということです。

 ぼく、感心してしまうのは、原因を知らなくて、ただただ現象だけを観察して、積みあげて、論考するだけで、以後の進化論の、ほとんどすべてを組み立ててしまったということです。やはり「観察」こそ、生物学の基礎だと思います。注意深くやると、すごい話が見えてくるのです。

 いまの進化論といえども、ダーウィンの軛から抜けだせていません。

 ひとつは、釣り上げた魚の様子だけでも、きちんと記録して、きちんと観察したら、自然の秘密に近づけるのではないかと思うこと。

 ひとつは、やはり自然の謎を考えるのであれば、『種の起源』が原点であり、ここから出発しなければ分からないと思います。

 たぶんですけど、そんなことで、中坊さんも、ここから始めろというのだと思っています。

                            英人

[15216] Re:デジカメ買い替えました! 
2004/12/14 (火) 00:04:12 小西英人HomePage
▼ ぷいぷいユッケさん

 よかったね!!

 いい写真が撮れるようになればいいね。

 いい時期に沖縄に入りましね。羨ましいなあ!     英人

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