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[16247] ハオコゼの毒について 
2005/2/11 (金) 23:18:39 てんやファン
ハオコゼに刺された痛さを求めていらっしゃるようなので、体験したことを報告します。
岩場で釣りをしていてハオコゼが釣れました。うっかり手に触れて刺されました。中指の先の方を刺されたのですが,病院に行こうかと迷うぐらいの痛さでした。思いきり手を振ると(手を洗ってタオルがないときにするみたいな動かし方)我慢しやすかったことを記憶しています。それが2,3時間続きました。釣りをしていられないくらいですが、やめて帰るほどではありませんでした。こんな表現でいかがでしょう。

[16248] Re:ハオコゼの毒について 
2005/2/11 (金) 23:39:50 小西英人HomePage
▼ てんやファンさん

 情報ありがとうございました。

 やはり、そこそこ痛いのですね!             英人

[16250] Re2:ハオコゼの毒について 
2005/2/12 (土) 15:24:27 WOO
▼ 小西英人さん
> ▼ てんやファンさん

割り込み失礼します。こういう情報も集められているのですね。
てんやファンさんさぞや痛かったでしょうね。

私、自慢じゃないですが近場で釣れる棘魚の御三家
(ハオコゼ、アイゴ、ゴンズイ)に刺されたことがあります、
魚が向かって来るわけではないので自分で刺したが正解ですが。。。
中でもアイゴは6、7回刺されてると思います。

痛い順にハオコゼ、アイゴ、ゴンズイでした。
ハオコゼが「キーン」と鋭い激痛が刺された部位から身体の内側に
じわじわ広がっていく感じです。脈と同期した疼きというよりは
ずっと同じ痛さが続きます。
この時間が長く、3時間程度は唸ることになります。

アイゴはもう少し柔らかな?痛みで「ツーン」という感じです。
刺された部位が局所的に痛く、概ね30分ほどでその痛さが引きはじめ
一時間もすればほぼ痛みは引きます(最初があまりに痛いので
我慢できる痛さになるといった方が正しいかもしれません)。
脈と同期した疼きは最初は出ませんが、痛みが小さくなった
一時のみ出ます。
数度刺された経験からですが、魚の大きさ、刺さった深さ、
毒の量に関わらずこういう経緯を辿るように思います。
冷蔵庫で一日保管した固体でも痛みは全く変わらなかったです。

最後にゴンズイ。これもなかなか痛いです。言葉にすれば
「ズーン」という感じになるでしょうか。ハオコゼ、アイゴに
比べれば鋭さが劣ります。ただ棘が太いせいでしょうか、
ズシンと来るような痛みです。痛みのピーク時間はハオコゼとアイゴの
間くらいです。ただ3種の中で唯一腫れが伴い(棘が他より太いせい?)
出血も大目でした。脈と同期した疼きが刺されて数分後には出たように
思います。

あとカサゴの背鰭等にも若干痛みがありますね。
多かれ少なかれ魚の鰭の棘にはそういうものがあるように思います。
実際のところどうなんでしょうか??

書きながら別件で質問を思い出しました。
魚の表面(肌や鱗)には手を荒れさせる物質があるのでしょうか?
魚を直接素手で触った後は手が荒れます。
釣りだけでなく、釣った魚を後日調理してもそれが起きますので、
釣り餌や、海水が手荒れの原因ではないと思います。
アジ、特にマダイでそういった現象が起きます。
ご存知でしたらお教えください。
よろしくお願いいたします。

[16251] Re3:ハオコゼの毒について 
2005/2/12 (土) 15:39:15 小西英人HomePage
▼ WOOさん

 情報、ありがとうございます。

 体表粘液に、刺毒物質が多少でも、あるかもしれないというのは、【WEB魚図鑑】のお魚エッセイに書いています。

■魚あれこれ■ぎょぎょ事典D 小西英人
■刺毒魚■
それはヒトへの忠告である!のかもしれない
http://fishing-forum.org/zukan/hideto/gyogyo/gyogyo5.htm

 この生体防御のための微生物を擬集させていることが、手の荒れにつながるのでしょうか?

 よく分かりません。                   英人

[16490] Re4:ハオコゼの毒について 
2005/2/24 (木) 03:54:33 NAKANO
▼ 小西英人さん
> ▼ WOOさん

ちょっと時間がたってしまいましたが、小学生の頃にハオコゼに左手親指の腹の部
分を刺された記憶を書きます。その痛さはウン十年たった今も鮮明に覚えており、
親指の腹に縫い針をねじ込まれたような痛さでした。表面ではなく指の内側にギュ
ィーンギュィーンと痛みが走り、本当に長い棘が刺さっているのではないかと、何
度も指を見て搾り出そうとしたことを覚えています(3時間ほどで釣りを続行でき
るくらいになりました)。

ただ、この時に思ったことは「ヒレには触っていないのになぁぜぇ!!」でした。
ハオコゼは何十匹も釣っては針はずしをした事があり、この時も口と目のまわりをつかんでいたはずなのですが。。。
もしかすると体表や目、口、鰓のまわりの小さな小さなギザギザにも毒のある個体
もいるのかもしれません。みなさんもお気をつけください。

[16491] Re5:ハオコゼの毒について 
2005/2/24 (木) 07:53:13 小西英人HomePage
◆画像拡大
▲ハオコゼの涙骨の棘

▼ NAKANOさん

 情報ありがとうございます!

 ハオコゼ、派手な背鰭に目をとられていたら、涙骨にも、大きな棘ありますもんね。刺毒魚の粘液というのは、毒を持っている可能性があります。

 みなさん、気をつけましょう!            英人

[16253] Re3:ハオコゼの毒について 
2005/2/12 (土) 16:45:18 KASAGON
▼ WOOさん

手の荒れはアレルギー反応ではないでしょうか?
マダイの体表には特にWOOさんのアレルギー物質が多く含まれているのだと思います.
アレルギーはこれまでなかったのに突然発生したりしますので困ったものです.
弟はオキアミにアレルギー反応があるらしく,手袋して釣りをしてます.

[16269] Re4:ハオコゼの毒について 
2005/2/12 (土) 20:26:05 WOO
▼ KASAGONさん
> ▼ WOOさん

お魚エッセイみてびっくりしました。私の疑問がすべて記載されてますね。
目からウロコです。
私は生まれも育ちも和歌山で、小さい頃から遊びイコール魚釣りという
生活でした。
そんな時代は魚を触って手荒れなぞまったくありませんでした。が
生活がかわり、毎日のように行っていた釣りも、いまや下手すると
半年に一度の釣行となるありさま。そこでこの手荒れ現象が起きてきてます。
そしてkasagonさんの言われるとおり私の手荒れはアレルギーなのかも
しれません・・・
私オキアミにもわずかにに反応してます。魚の粘液、オキアミとも微妙
なヌメリが残ります。犯人はこのヌメリだとおもうんです。
このヌメリ水道水であらって匂いが消えるレベルなっても残っているように
思います。肌に浸透してしまってるのかもしれません。
勝手に塩素系の何かかなかと思ってました。お風呂の洗剤のカビキラーが
手についた時の感覚とよく似てます。その後手の皮がはがれてくるのも
そっくりなので。
そしてもう一つ勝手な想像ですが、この粘液実は「不味さ」(味)だと
思えてならないです。エッセイでも書かれてますように、防御のための。
実際微妙に嫌な苦い匂いがしますし、なめて見ましたが苦いですし、
舌に僅かな刺激を与えます。焼いたりしても苦い匂いを放ちますよね。
私ににはそういう苦い生臭さが酒をよびますが^^;



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