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[21652] 淡水魚の分類について 
2005/9/8 (木) 14:17:18 syou
皆様のお力を拝借したく、投稿をします。

淡水魚の分類方法なのですが、
よく「1次性淡水魚」「2次性淡水魚」「周縁性淡水魚」という使い方をします。

自分としては
1次性淡水魚・・・純淡水魚
2次性淡水魚・・・基本的には淡水生活だが、生活環の一部を海水(もしくは汽水)で送るもの
周縁性淡水魚・・・基本的には海水魚だが淡水に侵入するもの
と覚えてました。

ところが、いま某検定試験の準備に取り組んでいるのですが、
その過去問にこの問題があり、
解説がないのでどういう経緯でこういう答えが出るのかわからないのですが、
解答から読むと

メダカは一次性淡水魚ではない。
タウナギ、カダヤシ、ティラピアは2次性淡水魚。
タメトモハゼ、シロザケは周縁性淡水魚。

と言う結論になります。

何か納得がいきません。

私の覚えた言葉の定義に間違いがあるのでしょうか?
ネットでしらべると、
2次性淡水魚を「塩分耐性のある淡水魚」との解説をしているところもありました。確かに昔メダカの皮膚病を治すのに薄い塩水につけたことはありますが・・・

何か知っている方、教えてください。


[21653] 淡水魚>用語集を見てください 
2005/9/8 (木) 14:47:47 小西英人HomePage
▼ syouさん

 まえに【WEB魚図鑑】の用語集でまとめていますので、参考にしてください。

■淡水魚【WEB魚図鑑】用語集より
http://fishing-forum.org/zukan/sanhtml/Y000224.htm

 1次、2次、周縁性の3区分は、もともとアメリカ、ハーバード大学のダーリントンがわけていて、そのあと、いろいろな研究者が、それぞれの見解をだしたり修正したりしています。

 まあ、これといった、きれいなものがないのでしょうね。

 こういう総論があっても、各論がまちまちなものから、問題を出すのは、ちょっと「あれ」ですね。

                          英人

[21654] Re:淡水魚>用語集を見てください 
2005/9/8 (木) 20:06:35 syou
▼ 小西英人さん

ありがとうございます。

>
>  まえに【WEB魚図鑑】の用語集でまとめていますので、参考にしてください。
>
> ■淡水魚【WEB魚図鑑】用語集より
> http://fishing-forum.org/zukan/sanhtml/Y000224.htm


拝見させていただきました。
私が見聞きしたものとは随分違うようです。

例えば、「フィールドガイド沖縄の生きものたち」(沖縄生物教育研究会編 2004年 新星出版)などでは、

第1次的淡水魚:純粋な淡水魚ギンブナ、メダカなど
第2次的淡水魚:両側回遊型ウナギ、アユ、ヨシノボリなど
周辺的淡水魚:海産魚であるが汽水或いは淡水域迄入る。ボラ、ギンガメアジなど

とされていました。


>  1次、2次、周縁性の3区分は、もともとアメリカ、ハーバード大学のダーリントンがわけていて、そのあと、いろいろな研究者が、それぞれの見解をだしたり修正したりしています。
>
>  まあ、これといった、きれいなものがないのでしょうね。


確かに特に2次は困りものです。

いざ淡水魚を捕まえて、対塩性があるかないかって・・・
普通は判りませんよね?
日本の淡水魚を網羅した区分け表でもあれば別ですが・・・

問題にあったタウナギも私自身は純淡水域でしか見たことがないし、
まさか捕まえるたびに塩水につけるわけにも行かないだろうし・・・


>  こういう総論があっても、各論がまちまちなものから、問題を出すのは、ちょっと「あれ」ですね。
>


まあこの試験昔から「あれ」な問題も多いんですが(苦笑)。

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