さかなBBSトップ
魚のことならおまかせ。WEBさかな図鑑
釣具の通販・Gear-Lab
HOME 似たもの検索  携帯版  | Gear-Lab

新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


[▲前のスレッド]

[28696] 沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/12 (木) 19:27:37 syou
本日手元に届きました上記雑誌に

加藤雅也・木曾克裕:沖縄県産Lethrunus ravusの新称,ミンサーフエフキ

の論文が掲載されました。

近縁のアミフエフキとの差は

1.体色が白っぽい(VS 赤褐色)

2.臀鰭上方の体側に黒斑がない(VS ある)

3.上顎に対する吻の角度 61-64°(VS 57-59°)
*但しこれはアミフエフキを55-67°としている文献もあり、使用できるかどうかは不明

との事です。

[28697] Re:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/12 (木) 19:44:30 小西英人HomePage
▼ syouさん

 情報ありがとうございます。

■ドラブエンペラー
■Lethrinus ravus Carpenter and Randall,2003
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M004235_1.htm

 に和名が提唱されましたか…。

> 加藤雅也・木曾克裕:沖縄県産Lethrunus ravusの新称,ミンサーフエフキ

 加藤さんと、静岡最後の夜に、隣どおしでカラオケしてたのに…、聞いたらよかったなあ。しまった!!

 ミンサーって、木綿織りっていう意味なのかなあ。体側の斑紋からかなあ。命名由来を書いていますか?

> 近縁のアミフエフキとの差は
>
> 1.体色が白っぽい(VS 赤褐色)
>
> 2.臀鰭上方の体側に黒斑がない(VS ある)
>
> 3.上顎に対する吻の角度 61-64°(VS 57-59°)
> *但しこれはアミフエフキを55-67°としている文献もあり、使用できるかどうかは不明


 体色は白っぽいは、いいとして、臀鰭上方に小黒点があるけど、小黒点ではない「まだら暗色斑」があるかないかのことかしら?

 気になるなあ…。                英人

[28699] Re2:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/12 (木) 20:02:59 小西英人HomePage
▼ syouさん

 加藤さんに、論文を送っていただくようにお願いメールを打っちゃいました。

                             英人

[28700] Re2:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/12 (木) 20:21:07 syou
▼ 小西英人さん


>  ミンサーって、木綿織りっていう意味なのかなあ。体側の斑紋からかなあ。命名由来を書いていますか?

和名の由来は「体側の斑紋が沖縄県八重山諸島の伝統織物である八重山ミンサー織の五つと四つの絣模様に似ていることに由来する」とあります。

>
> > 近縁のアミフエフキとの差は
> >
> > 1.体色が白っぽい(VS 赤褐色)
> >
> > 2.臀鰭上方の体側に黒斑がない(VS ある)
> >
> > 3.上顎に対する吻の角度 61-64°(VS 57-59°)
> > *但しこれはアミフエフキを55-67°としている文献もあり、使用できるかどうかは不明
>
>  体色は白っぽいは、いいとして、臀鰭上方に小黒点があるけど、小黒点ではない「まだら暗色斑」があるかないかのことかしら?


私もこれが何をさしているのか・・・

[28759] Re3:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/16 (月) 13:30:33 小西英人HomePage
▼ syouさん

 本日、加藤さんから送っていただいた論文別刷りが到着いたしました。

 ありがとうございました。

 なんとなく、あの小黒点が見分けかと、ぼくは勘違いをしておりました。

 アミフエフキにある、臀鰭上方の体側にある、黒色斑しか、きちんとした見分けはないようですね。

 この黒斑と、ざっとした吻の角度で、【WEB魚図鑑】のアミフエフキと、ミンサーフエフキを見直してみましたら、えらい、変わってしまいました。

 けど、まったく自信がありません。

 写真での判別ができるかどうか、いま、加藤さんにも見てくださいねとお願いをしております。

 MKTさんのは、臀鰭上方に暗色斑が、うっすらと認められ、吻の角度も浅いので、アミフエフキに変えました。

 孤高な漁師さんが奄美で釣っていてアミフエフキとされたのが、ほとんどミンサーフエフキになると思うのですが…。

 まだ、迷っていて、よく見えません。          英人

[28760] Re4:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/16 (月) 15:42:48 小西英人HomePage
▼ syouさん

 ぼく、うっかりしていて、マトフエフキを、アミフエフキとしていたものがあったようです。

 加藤さんからの指摘で、3個体ほど、マトフエフキに移しました。

 なるほどです。ぼくの眼は節穴でした。

 これで、かなり、きれいになったと思います。

 ほんと、フエフキダイ科は難しいですね!!

                              英人

[28770] Re4:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/16 (月) 23:56:56 MKTHomePage
▼ 小西英人さん


>  MKTさんのは、臀鰭上方に暗色斑が、うっすらと認められ、吻の角度も浅いので、アミフエフキに変えました。


はい!
了解です。

結局、どうなるの?どうなるの!?
・・・という感じで、とドキドキしてロムっていました。


[28771] Re5:沖縄生物学会誌 第44号 
2006/10/17 (火) 08:06:30 小西英人HomePage
▼ MKTさん

> はい!
> 了解です。


 ごめんね!

 フエフキダイ科、ほんと好きなのですが難しいです。加藤さんも、石垣島で魚を見ていると、難なく分けられるのですが、各地の魚を生きて興奮している状態で見ると難しいですねということと、幼魚、若魚は、みんな似ているのですが、そのステージが分からないものは難しいですねとおっっしゃっていました。

 まあ、みなさんと一緒に、がんばって、各地の生きている魚の写真を集めて、もっともっと整理していきたいなあと決意を新たにしました。

                        英人

[28773] * No Subject * 
2006/10/17 (火) 11:55:13 syou携帯
▼ 小西英人さん

ミンサーフエフキ、私も混乱してきました 汗

小黒点では無理なんですね

結構厄介かも(^_^;)
ただ頬の不規則な白線はアミフエフキには無い様な気がします。

ただ白地に白線じゃあ…

話題変わりますが、2本目が琉球大学の立原先生の「汀間川の魚類相」で、
この中で、中坊編(2000)に未掲載の種として、コチ属の一種 Platycephalus indicusが琉球大学吉野私信で登場します。
特徴として尾鰭に黄色の線が入る事、
第1背鰭前方に1棘の遊離棘がある事です。

例の奴です。

まあその内和名付きで出ますが…

以上ご報告まで。

現在仕事で海の上です。
釣りは出来ませんが休憩時間を利用して書いてます。

[28774] Re:* No Subject * 
2006/10/17 (火) 13:42:59 小西英人HomePage
▼ syou携帯さん

 いいなあ、沖縄洋上からの報告ですか…。

 ぼくも、どこかの洋上に行きたいなあ…。

                      英人

[▼次のスレッド]