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新コミュニティ(掲示板)オープンのお知らせ

WEB魚図鑑では、2013/7/25より新しいコミュニティをオープンしました。 「このお魚何?」というQ&A専用のページもあります。是非新しいコミュニティを使ってみてください。新コミュへの投稿はズカンドットコムへのアカウント登録が必要です。2013年1月以前にWEB魚図鑑へ投稿したことのある方はアカウントの引き継ぎを行うことができます。


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[36077] 図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/1 (日) 15:35:26 小西英人HomePage
▼ みなさん

 スレッドが多くなりすぎて、分かりにくくなったので、もし、いろいろあれば、こちらにお書き下さいね。

                           英人

[36082] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/1 (日) 20:10:20 たっちー
▼ 小西英人さん

「遊遊さかな大図鑑」入手しました!

ところどころに「さかな大図鑑」と同じ写真が使われていて、お父上が登場されていたのは御愛嬌でしょうか。
個人的には、「写真検索」のページが一番良かったです。これで魚を見分ける目を養うことができます。
「さかな大図鑑」と「遊遊さかな大図鑑」2冊並べて我が家のバイブルになることでしょう。
すでに次の構想を練られているようですが、斬新な企画を楽しみにしています。

[36107] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/2 (月) 07:42:38 小西英人HomePage
▼ たっちーさん

> ところどころに「さかな大図鑑」と同じ写真が使われていて、お父上が登場されていたのは御愛嬌でしょうか。

 写真を置き換えるとか置き換えないとかいうより、いい写真にすることを基本方針にしています。

 タマカイは、日本国内では、あまり記録がなく、たぶん写真としては、本文で使っている紀伊大島で山崎さんが撮影した、この記録しかないのですよね。

 親父さんが持っているのはサイパンです。

 タマカイ、いちど、日本で見てみたいです!         英人

[36118] Re3:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/2 (月) 09:32:07 syou
▼ 小西英人さん
▼ たっちーさん


>  タマカイは、日本国内では、あまり記録がなく、たぶん写真としては、本文で使っている紀伊大島で山崎さんが撮影した、この記録しかないのですよね。
>
>  親父さんが持っているのはサイパンです。
>
>  タマカイ、いちど、日本で見てみたいです!


タマカイ、沖縄でも滅多に揚がりませんねぇ〜

小さい(模様の出ているもの)は今のところ皆無です。
(母校の標本は全てタイ産)

市場で機会があれば撮影しますが・・・

[36211] Re4:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/4 (水) 19:21:14 ボビー@久米島在住
> >  タマカイ、いちど、日本で見てみたいです!

友人のダイバーが以前、渡嘉敷の漁礁でハイエースクラスのハタを見たと言っていたのでタマカイかもしれませんね。
あまりのデカさに「喰われる!」と、思って岩陰に隠れたそうです(笑)
沈めてあるコンクリートの漁礁より遥かに体長が長かったので、信用出来る話だと思いますよ

[36138] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/2 (月) 22:01:15
▼ 小西英人さん

こんばんは。
遅くなりましたが「遊遊さかな大図鑑」楽しく拝読させていただいています。
綺麗な写真ばかりで本も綺麗に仕上がっているので感動しました。
検索が付いているのがありがたいです、この検索での部分アップの写真は、やはり白バックのほうが力を発揮しているなぁ〜と思いました。

個人的には「さかな雑記」みたいなページはもっとあっても良かったなと思いますが、図鑑というジャンルで考えると、多くするのも難しそうですね。

学名が「新さかな大図鑑」より小さくなって青文字になっているのが、個人的にはキツイです(調べものをする時は、お酒飲みながらダラダラ読みますし^^;)、でもイタリックって見慣れない感があるので黒文字でもう少し大きく主張されても良かったかもしれません。

とりあえずの感想ですが、あとは釣りにでも行ってから実際に調べたりしながら何かありましたら、その時にでも書かせていただきますネ。

それでは。   忠

[36141] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/2 (月) 22:33:13 小西英人HomePage
▼ 忠さん

> 学名が「新さかな大図鑑」より小さくなって青文字になっているのが、個人的にはキツイです(調べものをする時は、お酒飲みながらダラダラ読みますし^^;)、でもイタリックって見慣れない感があるので黒文字でもう少し大きく主張されても良かったかもしれません。

 DTPを自分でやると、文字の大きさとか自由自在にできて、なかなか面白いです。また、部分的に長体をかける(細長い文字にする)などという、昔なら禁じ手もできてしまいます。

 それで、編集の時に、長い学名に、いつも苦労しますから、けっこうぎりぎりまで絞って、目立たないようにしました。

 学名を、たまにしか使わない人は、これで十分だと思いますが、学名の必要なお年寄りには、きついことをしたなあ…と思っております。

 ぼくも、読み合わせ校正の時、老眼に苦しめられました…。

 ごめん。                   英人

[36154] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 01:52:39 はこふぐ
遅くなりましたが、遊遊さかな大図鑑発売おめでとうございます!!
まだパラパラ眺めている程度ですが、とても写真が多くて面白い図鑑だと思いました。
自分の撮った写真が紙の図鑑になって出版されているというのは、とても嬉しいものです。
先日、本屋で見かけた折りには、おもわずニヤッとしてしまいました。
まだ眺めているだけなので、帯にもあるように、実際に魚を釣って活用してみたいです。

[36157] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 06:22:57 小西英人HomePage
▼ はこふぐさん

 お世話になりました!

 活用していただけるように、きちんと仕上がっていればいいのですが…。

                         英人

[36165] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 20:19:34 ヒサビッチャ☆HomePage

> 小西さんそして関係者の方々、「遊遊さかな大図鑑」発刊おめでとうございます! 図鑑は僕の部屋の座椅子の横にいつも置いてあり、毎日開けて楽しんでいるといった具合です。僕がさかなに対する想いの原点は実家で親父が本棚に置いていた「さかな大図鑑」でした。まだ子供の頃、本棚に並んでいる小難しい本はそっちのけでこの図鑑を時間があるたびに開いていたことを思い出します。現在はページは外れまくりでボロボロにしてしまいましたが……。トホホ  それからのちに発売された「新さかな大図鑑」を購入し我が家?僕のバイブルとして現在も大活躍しています。
 前置きはさておき〜「遊遊さかな大図鑑」の率直な感想はまず、子供でも楽しめるってことです!今の子供たちは情報社会の中でみる目が肥えている…
だからとっつきやすくそして詳しい内容のある図鑑としていいものが発刊されたなと感じました。この図鑑が出回ることで沢山の子供たちがさかなに興味を持ち、WEBさかな図鑑に連日投稿されている方々や僕のようなさかな好きが何人生まれるんかなあ〜と非常に楽しみですね!さかなを知るという真意は海川や生き物を大事にすることに繋がるっていうことですからね。
 あとは釣り人、小西さんの色がこの図鑑で感じさせられました。僕も釣り人で僕なりの図鑑を作るならこうするだろうなという構想があります。これがそれぞれの色というもので小西カラーが十分、前に出ていたのではないでしょうか。そしてすごく共感できることはなんといっても表紙や裏面を飾っている俗にいう餌取り!最高ですね!しびれました!
 あまり専門的な感想じゃなくてすみませんがこれからもさかな好きな人たちをリードしていってくださいね。


>

[36171] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 21:11:56 小西英人HomePage
▼ ヒサビッチャ☆さん

 魚類学会で学生さんとお話をすると、小さいとき魚類図鑑を読んで、はまって、この大学にきました…という人が多いのですよね。

 ひしひしひしひしひしひし…と責任を感じております。

 そのわりには、好きかってやってるように見えるぞって批判されそうだけど…。

                             英人

[36166] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 20:54:11 syou
▼ 小西英人さん

申し訳ありません。
また細かい話なんですが(汗)

・シマゾイ(307ページ)とサンコウメヌケ(311ページ)の解説
分布域がシマゾイ:岩手県〜北海道、サンコウメヌケが相模湾〜北海道になっています。
他のものは基本的に北から南の表記で、南から北の場合は「○○以北〜△△」と表記されているため、ちょっとだけ違和感をおぼえました。

・312ページ:ハツメの解説
例えば他では「2002年の「メバル3色彩形における形態形質の比較」(甲斐嘉晃・中坊徹次)では、」とかになっていますが、
多分ここだけ「柳下直己らの研究(2007)によると、」と
後ろに引用文献が掲載されているのかな?と言う書き方になっています。

うーんすみません細かい話で・・・

[36169] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/3 (火) 21:09:33 小西英人HomePage
▼ syouさん

> 他のものは基本的に北から南の表記で、南から北の場合は「○○以北〜△△」と表記されているため、ちょっとだけ違和感をおぼえました。

 きちんと合わすべきという人もいるでしょうが、分布域は、分かるように書くというのでいいと思っています。サンコウメヌケは北海道から書くより、こちらからの方が感覚的に自然だと思いますし…。どちらにせよ、分布を、完全に同一パターンにあてはめようとすると、その方が無理が出てくると思います。

> ・312ページ:ハツメの解説
> 例えば他では「2002年の「メバル3色彩形における形態形質の比較」(甲斐嘉晃・中坊徹次)では、」とかになっていますが、
> 多分ここだけ「柳下直己らの研究(2007)によると、」と
> 後ろに引用文献が掲載されているのかな?と言う書き方になっています。


 基本的には文献リストをいれていないので、たしかによくないかもしれませんが、解説がゆっくり書けるところと、そうでないところで変えています。それと、短くても出典だけは入れておきたいというのがあります。ハツメの柳下さんでいえば、ここは初めは、論文が出ていなかったので、ぼかして書いていました。ぎりぎりの段階で性的2型の論文が出たので、急遽後から差し替えて名前をいれて性的2型を突っ込んでいます。体裁を気にするより、短いところにでも情報を多く入れた方がいいと思っています。

                           英人

[36198] Re3:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/4 (水) 09:05:03 syou
▼ 小西英人さん

すみません。何か長々と書いていただいて。

最初これらの解説を読んでると、何か少し引っかかりを感じてまして・・・
後でもう一回読んで先のことに気付きました。

いや、

以北が付いてるのと付いてないのと

(2007)と2007年でこんなに印象が違うものか

(私だけかもしれませんが 汗)

と思ってしまっただけで。

[36208] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/4 (水) 16:24:35 よた
小西英人さま
みなさま

はじめまして。
2年ほど前から「WEB魚図鑑」を拝見させていただいている者です。

「遊遊さかな大図鑑」の発行を知り、早速購入しました。
しかし、1週間たった現在、まだまともに観ていないんです。
それはなぜか?
理由は、まもなく2歳になる息子に取り上げられてしまったからです。
本が家に届いて箱を開けた瞬間、息子が「うわ〜!!」と言って、
夢中でページをめくり始めたのです。
すべてのページで「うわ〜!!」や「あ〜!!」と叫びました。
それ以降、一日に20回でも30回でも飽きずに観ています。
お陰でもう本はボロボロです。まだほとんど読んでないのに・・・。

大人はもちろん、子どももこんなにも惹きつける図鑑。
ほんとうにすばらしい本をありがとうございます。

追伸
子どもが一番反応するページは、シロギスとアオギスの比較のページです。
子どもなりにキスの美しさを感じるのでしょうかね。

[36210] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/4 (水) 19:16:49 小西英人HomePage
▼ よたさん

 30歳で『さかな大図鑑』を創ったときに、まだ1歳だった長男に見せたところ、気に入って離しませんでした。

 ぼくら編集者として、ないないで、よく言われるのに、ぱっと見て女の人と子供が気に入る物はいい物だというのがあります。これは悪い意味ではなくて、どちらも、理屈で考えずに、感覚的に、よいわるいを判断する能力が高いということです。

 とくに乳児や、幼児は、そうですので、ぼくは自分が編集した雑誌や、本は、よくはいはいしている、うちの子供たちに見せていました。

 よたさんの話しを聞いて、昔を思いだして懐かしいです。『さかな大図鑑』で1歳だった息子は、もう23歳です。

 嬉しいなあ!

 2歳の息子さんによろしく!             英人

[36292] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/7 (土) 23:52:52 ゆうきち
▼ 小西英人さん

遊遊さかな大図鑑ようやく届きました。
週に一回の定期船でしか荷物が届かないのでなかなかきませんでした。
感想書くのが遅くなりすみませんでした。
中身の印象は、
写真が大きくて見やすいのと説明がわかりやすいところです。
いままであいまいだったロウニンアジとギンガメアジの区別がはっきりしました。
どう読むのかわからない漢字も分かり買ってよかったと思っています。

書こうか困ったのですが、
240ページのロクセンスズメダイの解説文に
「小笠原では高級魚」的なことがかいてあったのですが、
ロクセンスズメダイが高級魚といっている人がどれ一人といません。(島に)
余計なことを書いてすみませんでした・・・

[36293] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/8 (日) 08:47:44 小西英人HomePage
▼ ゆうきちさん

> 週に一回の定期船でしか荷物が届かないのでなかなかきませんでした。
> 感想書くのが遅くなりすみませんでした。


 ありがとうございます。おが丸(小笠原丸)が入港するまで待たなければいけませんものね。すみません。

 ひょっとして、その1冊が、小笠原諸島唯一の『遊遊さかな大図鑑』になるのかな?

 嬉しいですね!

 まえは「かっぽれ丸」の船長と仲良くしていたから、彼も持っただろうけど、いま、与那国島に旅立っちゃったからなあ…。

> ロクセンスズメダイが高級魚といっている人がどれ一人といません。(島に)

 ごめんね。島内の話しではありません。島外から見た話しです。

 ちょっと書いておきますと、小笠原は、それほど島民はいなかったのですが、戦争中に疎開しています。戦後は、そのままアメリカ軍の統治下に置かれ、日本に返還されたのは1968年です。ほんとうの旧島民というのはアメリカ系の住民になり、日本人の島民は、おもに伊豆諸島からの入植者になります。しかし、今の島民は、ほとんどが、新島民で、小笠原が好きで居着いた人で、あとは行政関係の人かが多いのかな。

 何が言いたいのかというと、方言がほとんどなく、魚名で言えば、戦後、変換されてから入植した伊豆の漁師の言葉が、ちょっと残っていて、イスズミを「ささよ」といったりします。

 しかし、いま小笠原を訪れる人のほとんどは、ダイバーとか、とにかく魚を見る人が多く、ほとんどが標準和名で通じる島なのです。

 ぼく、いろいろな所に行きましたけど、これほど、標準和名の通じるところは、ちょっとありません。

 それで、父島の居酒屋などは、おが丸が入港すると開店、でていくと閉店で、だいたい1週間に2日くらいしかあいていません。

 そこの「名物」のひとつに、ロクセンスズメダイの塩焼きがあったのです。これ、たしかに美味しいです。しかし観光客向けに、恐ろしい値段でした。

 だいたいロクセンスズメダイは、二見港で、いちばん珍しくない餌盗りで、そういう意味では、ゆうきちさんがおっしゃるように、高級でも何でもないのですが、これが観光客に出ると高級になります。

 漁師はロクセンスズメダイなど追いかけませんので、居酒屋は、その辺の連中に頼んで、釣ってきてもらって買い上げていました。これも、ほんとうはうるさいのですけど…。

 とにかく、居酒屋で、ロクセンスズメダイの塩焼きと、こういう魚が標準和名でメニューに載っていることが日本ではあり得ないことだし、また、その値段にも驚いたのです。

 でも、ほんと美味しいよ。ぼくは、そこでは食べなかったけどね。

 ぼくの釣り仲間の小笠原通は「俺は、女房子供を捨てて、この島に来てロクセンスズメダイを釣って、居酒屋におろして生活する…」と、念仏のように唱えている奴がいました。

 ということで、長くなりましたけど、そういう思いを、1行にしちゃったからね。島外からのビジター向けのお話です。ごめんね。

 だから島人には、ただの外道だと思います。こんど食べてみてください。美味しいですからね。

                           英人

[36307] Re3:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/8 (日) 15:28:26 ゆうきち
▼ 小西英人さん

>  ひょっとして、その1冊が、小笠原諸島唯一の『遊遊さかな大図鑑』になるのかな?
>
>  嬉しいですね!


そうですね!小笠原で最初の一冊かも知れないですね。


>  ごめんね。島内の話しではありません。島外から見た話しです。


>  何が言いたいのかというと、方言がほとんどなく、魚名で言えば、戦後、変換されてから入植した伊豆の漁師の言葉が、ちょっと残っていて、イスズミを「ささよ」といったりします。

島民は「ササヨ」で読んでいますが、(僕も)ミナミイスズミとフルで言う人は島内にはいませんね。

>  それで、父島の居酒屋などは、おが丸が入港すると開店、でていくと閉店で、だいたい1週間に2日くらいしかあいていません。

入港中には開店していないパン屋もあります。
とっても美味しいパンで午前中にほぼ売り切れます。

>  だいたいロクセンスズメダイは、二見港で、いちばん珍しくない餌盗りで、そういう意味では、ゆうきちさんがおっしゃるように、高級でも何でもないのですが、これが観光客に出ると高級になります。

ああそうなんですよね。小笠原にはいないけど別にレアじゃない魚をみると高級に見えたりしますね。

>  とにかく、居酒屋で、ロクセンスズメダイの塩焼きと、こういう魚が標準和名でメニューに載っていることが日本ではあり得ないことだし、また、その値段にも驚いたのです。
>
>  でも、ほんと美味しいよ。ぼくは、そこでは食べなかったけどね。


僕も前に食べたことがあります。でも食べ過ぎてちょっとトラウマになっています。

>  ぼくの釣り仲間の小笠原通は「俺は、女房子供を捨てて、この島に来てロクセンスズメダイを釣って、居酒屋におろして生活する…」と、念仏のように唱えている奴がいました。

ロクセンは一年中釣れますしね。それだけで暮らすとなると大変でしょうけど。

[36431] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/12 (木) 00:31:04 釣吉
 ご無沙汰をしております。

 図鑑はサイン入りを予約で手に入れていたのですが、ゆっくり読む時間がなく感想が遅くなってしまいました。

 最近は本業その他がいろいろと忙しく、冬休み以来釣りに行っていません。でも、図鑑の美しい写真を見ているうちに、また時間を作って釣りに行きたくなりました。

 無茶を承知であえて思ったことを書かせていただくと、やはり「釣魚検索」の最初にあったような、科ごとのサムネイルが欲しかったと思いました。
 一般的な釣魚はともかく、一見して何の仲間かもよくわからないようないわゆる「外道」が釣れた時に、どこから調べたらいいかもわからないことが多いので、何らかの目安のなるものが欲しいです。

 まだ初心者だったころ、5種目に釣った魚がイソギンポでした。当時持っていた「釣魚検索」では科自体が載っていないのですが、そんなことは気付かずに無理やり検索した結果はハゼ科のドロメ。これは違うということで、会社にあった「日本産魚類検索」をみましたがやはり目・科の検索は使いこなせず、変な深海魚のところに行ってしまいました。幸いにもイソギンポには目の上の皮弁という比較的わかりやすい特徴があったので、科の検索表で端から絵合わせをするという力技で何とか同定しました。
 こんどイソギンポが釣れたら、図鑑に使えるような写真に挑戦してみます。

 さすがに、一般向けの高次分類の検索表はほぼ不可能なので、結局ここで写真を貼り付けて同定依頼するか、自力でなんとかしようと勉強するか、ということになると思います。今回の図鑑で、後者のほうがまた増えるのではないかと思いますが。

 私のほうも、こちらできれいな写真を撮ろうと試行錯誤したことが、おかげさまで本業の環境調査や個人的な研究(魚じゃありませんが)にいろいろと役に立ちました。ありがとうございました。

 しばらく他にやりたいことがあるので余裕があまりなさそうですが、また、少しでもきれいな写真がよれるようにがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。

[36438] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/12 (木) 06:54:53 小西英人HomePage
▼ 釣吉さん

 ご意見ありがとうございます。

 おっしゃるように高次分類からの検索は、非常に難しいです。

>  無茶を承知であえて思ったことを書かせていただくと、やはり「釣魚検索」の最初にあったような、科ごとのサムネイルが欲しかったと思いました。

 これは、かなり悩みました。簡単な図鑑なら、便覧として、これがあっても便利かもしれません。しかし、きちんとした図鑑で、これを頭に入れると、それで、すべてだと思いこむ人が多くなってしまうのです。

 たとえば、イサキ科で、イサキの写真を入れると、それで、絶対にコショウダイや、コロダイにはいかないだろうし、フエダイ科でも、フエフキダイ科でも、形態でいえば、なぜ、これが仲間やねん…というグループがけっこうでてきます。

 こういうのを、きれに分かりやすくしようと思えば、ページ数もいるし、高次分類の検索表にちかくなるし、そうなると、こんどはビギナーには使いにくくなる恐れを感じたのです。

 それで、何をしたかというと、興味のある順、分類順に、できるだけ分かりやすくなるように並べたのです。

 基本的には、ひまなときにでも、すべてページを繰っていただいて、へえ、とかほおとかいいながら、いろいろな魚がいると言うことを頭のスミに置いてもらっていて、それらをもとに、絵合わせ同定をしていただき、検索で確認していただけるように考えて編集しました。

 まったくの徒手空拳で、高次分類から誰でも引ける図鑑というのは、夢ですけどね。こういうことは、専門の研究者でも、よほど系統分類をやっておられる人でないと難しいのではないかと思います。またそれほど、やってはったら、高次からの検索は必要なという矛盾も出てきます。

 徒手空拳で、縦横無尽に引けるものて、ぼくはここ【WEB魚図鑑】の「似たもの検索」がそれに近いと思っています。

 ある日、思いついたアイデアを、じゅん坊さんに話したら、数週間のメールのやりとりで完成してくれた物なのですけど…。

 ぼくも、魚を忘れることがあります。いいや忘れてばかりです。

 ええと、この斜走帯は…。

 忘れていると、こういうとき、どの図鑑も引きようがありません。

 「似たもの検索」なら、斜走帯を選んで、あと、二つ三つ条件を入れれば、かなりの確率で上に来ます。

 いまの項目を増やして、たとえば、頭部に皮弁があるかないか、というような条件をふやせば、ヒット率は、どんどんあがります。

 ぼくは、徒手空拳の検索は、データベースに任せるべきだと思っています。

 紙の役割は何か?

 ぱらぱら繰って、なんとなくの映像を、頭の中に入れていくとう作業にぴったりだと思っています。

 『遊遊さかな大図鑑』の写真を大きくして、教科書的にもっていったのも、そういう意図があります。

 生意気を言わせていただければ、みなさんに魚の勉強をしていただきたかったのです。

                          英人

[36479] Re:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/13 (金) 20:27:44
どうも初めまして。
遊遊魚大図鑑、毎日楽しみに読ませてもらってます。
実は1つだけ気になるようなところがありまして、ウツボの食味の評価で星が4つしかありません。
そこが少し気になりました。
今まで読んだ図鑑のなかでもかなり楽しめる図鑑で面白いと思います。

[36480] Re2:図鑑>感想2>お願いします 
2007/7/13 (金) 20:34:26 小西英人HomePage
▼ 悠さん

> どうも初めまして。
> 遊遊魚大図鑑、毎日楽しみに読ませてもらってます。


 ありがとうございます!

> 実は1つだけ気になるようなところがありまして、ウツボの食味の評価で星が4つしかありません。

 ★★★☆☆ のはずが、★★★☆ ですね。

 すみません。そのまま★★★のことです。         英人

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