当サイトで魚名を調べた処、サツオミシマと分かりました。 因みに尾道の漁師らは、アンコウと称していますが、見た事のある人はごく僅かで、極めて少ない魚です。 10年程前にも釣ったのですが、捌く時に胆嚢を切った為に胆汁が身に付いて、とても臭くて食べられず捨てました。 H24、6、10に35Cmを釣り上げたので、同レビューで調理法とか食味等を見ると、異臭がするとかうまい等と記されていたので、試してみる事にしました。 「臭いについて」 1)三枚に下ろしてぶつ切りの生の状態での臭いは、衣類の虫除け(ナフタリン)を入れたタンスを開けた時の様な臭いがする。 2)鍋で煮た時の臭いは、まるで蟹鍋と同様の臭いがする。(好き嫌いが、明確に別れそう) 「身の食味について」 生の切身はプルップルとして、コラーゲンたっぷりに感じられたが、白身で鱈の身に似ている。 煮て食べると小骨もなく、白身で食感がシッカリして甘みがあり、臭いさえ気にならなければマゴチに似て癖もなく、極めて上質な魚肉と思われる。 |