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WEB魚図鑑 食味レビュー
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サツオミシマ



総合評価:(全3件)
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食味評価: 投稿者:nakichan 投稿日:2008/01/16
採れた場所:国外(近所某スーパー)  時期:1月上旬  料理方法:鍋
実はこの魚だと断言できない。ネットで調べて推定してるだけ。産地はニュージーランド、オコゼと表示。直径10cm位の輪切り、きれいなピンク色、透明感ある肉。臭気あり、洗うと簡単にとれる。鍋にすると、ぷりぷりした全身これコラーゲンの塊という感じ。すさまじいのは翌日からの部屋にこもる悪臭。ファブリーズ、アロマを使うとぶつかって吐き気を催す。しかし不思議なことにしばらくするとすぐに臭いに慣れる。部屋を離れて、再度入るとたまらなく臭う。もう4日目。


食味評価: 投稿者:クマ吉 投稿日:2012/06/13
採れた場所:広島県(尾道市因島町の東沖にて。 餌:青虫)  時期:6月上旬  料理方法:鍋
当サイトで魚名を調べた処、サツオミシマと分かりました。 
因みに尾道の漁師らは、アンコウと称していますが、見た事のある人はごく僅かで、極めて少ない魚です。
10年程前にも釣ったのですが、捌く時に胆嚢を切った為に胆汁が身に付いて、とても臭くて食べられず捨てました。
H24、6、10に35Cmを釣り上げたので、同レビューで調理法とか食味等を見ると、異臭がするとかうまい等と記されていたので、試してみる事にしました。
「臭いについて」
1)三枚に下ろしてぶつ切りの生の状態での臭いは、衣類の虫除け(ナフタリン)を入れたタンスを開けた時の様な臭いがする。
2)鍋で煮た時の臭いは、まるで蟹鍋と同様の臭いがする。(好き嫌いが、明確に別れそう)
「身の食味について」
生の切身はプルップルとして、コラーゲンたっぷりに感じられたが、白身で鱈の身に似ている。
煮て食べると小骨もなく、白身で食感がシッカリして甘みがあり、臭いさえ気にならなければマゴチに似て癖もなく、極めて上質な魚肉と思われる。


食味評価: 投稿者:まつも 投稿日:2008/09/04
採れた場所:山口県(小水無瀬)  時期:8月上旬  料理方法:刺身・湯引き・煮魚・唐揚げ
身は淡いピンク色
生はやわらかいが少し歯ごたえあり。
火を通すと、魚にしてはかなり硬くなる
◆刺身 薄造り
味無し、甘味無し
多少の臭みと噛むと水が出ておいしくない。
がまんすれば食べられる。

◆湯引き ポン酢&梅肉
刺身同様、がまんすれば食べられる

◆煮魚 醤油、味醂、酒、ネギ
身がありえない硬さに。
強烈な悪臭。酔っ払って歯磨きせずに寝てしまった
次の日の歯糞の臭い。食べれません。

◆唐揚げ
皮をはぎ、しっかりと洗い唐揚げに。
臭みは消えて、また魚とは思えない弾力で
魚自体の味は無いが、何かで味を付ければ
食材としてはGood!


■結論
素材の持ち味を生かした料理や、
純粋な魚料理には不向き。
皮は煮ると悪臭を放つ。

滅多に釣れる魚ではないみたいなので、
食べるならば、是非、身のみをぶつ切りにして
唐揚げにしてください。それならば、
おいしく食べられますが、決して
姿のまま、煮魚や焼き魚にはしない方が
いいと思います。

刺身や洗いは、薄く切って3切れぐらいなら
珍しいものを食べていると思い
食べれますが、それ以上はがまんになります。


※魚の味の評価は季節や場所、食べた方の感覚によってよって大きく変動しますので、
あくまで参考としてご利用ください。★評価の凡例は、 こちら をご参照ください。


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