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WEB魚図鑑 食味レビュー
(食べた時期順)


キチジ



総合評価:(全2件)
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食味評価: 投稿者:高倉健太 投稿日:2007/11/05
採れた場所:北海道(根室)  時期:11月上旬  料理方法:一夜干し
北海道東部出身ですが、この地で冬季の魚介では
最高のご馳走です。生はきんき鍋、一夜干し。
近年では鮮度よい物は刺身でも食す。あと醤油での煮付けも定番。
脂ののったほっけやニシンもインパクトあるが、きんきのゼリー状の脂は上品で甘い脂と言った印象。


食味評価: 投稿者:lemonade 投稿日:2008/08/03
採れた場所:茨城県  時期:12月上旬  料理方法:煮魚
好きな煮魚はたくさんありますが、キンキの食感と脂ののったうまみは他の魚にないものです。地元ではアカジと呼ばれてきましたが、全国的に東京ではキンキと呼ばれていますね。最近、東京では1匹が1500円から2000円して、なかなか食べられないのが残念です。独特のうまみですが、煮付けた肝は通好みですね。
子どもの頃、お祝いの煮魚は鯛かアカジに決まっていました。またはメヌケ。その後、安く仕上げたい家では、だんだん輸入されてきた名前の知らない赤い魚が使われるようになってきました。
魚の評価にキンキ(アカジ)がないのはすごく変です。私はたくさんある煮魚の中でキンキとヤナギムシガレイが一番好きです。
予断ですが、ヤナギムシガレイは田舎ではヤナギガレイと呼ばれていました。でも、本当のヤナギガレイはヤナギムシガレイと全く味が違いいまいち美味しくない魚だと知ったのは数年前のことです。
田舎のヤナギガレイは美味しいのに、東京のヤナギガレイはどうしてまずいのかずっと不思議でした。三越で100グラム2000円でヤナギムシガレイが売っていて、それを食べたら田舎の味でした。結論。ヤナギカレイとヤナギムシガレイは別物。田舎でヤナギガレイと食べていたものはヤナギムシガレイでした。図鑑をみて田舎のカレイはヤナギムシカレイだったことも確認しました。私はヤナギカレイ以外のカレイはほとんど買いません。たくさんいただいたときは、ほんの少しを煮魚に、残りは唐揚にしてしまいます。ヤナギカレイに比べると大味なのでそうしてしまいます。
このサイトの担当者様、キンキとヤナギガレイを再評価してくださいね。


※魚の味の評価は季節や場所、食べた方の感覚によってよって大きく変動しますので、
あくまで参考としてご利用ください。★評価の凡例は、 こちら をご参照ください。


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