検寸台をつくっちゃおう!
〜ピットメジャーを使ったiwchanスペシャルのご紹介〜

釣った獲物の正確な計測が簡単にできる、シンプルな検寸台を作ってみましょう。魚をぽんと置くだけで、長寸コンテストの写真撮影も手軽にできる、とても便利なアイテムです。


■今回使用した材料

パネコート(塗装済みベニヤ)30×45cmカット  160円
1×2角材(25×38mm)90cm         110円
ピットメジャー1m(両面テープ付きメジャー)   250円
ステンレス木ねじ(4.1×38mm)8本入り      120円

合計640円!

■作り方

まずベースとなる板ですが、サイズはご自分のメイン対象魚に合わせて、使いやすいサイズを用意してください。
板は、今回はパネコートという、コンクリート型枠用の片面が塗装してあるベニヤ板を使いました。同じものが手に入らない場合には、棚板用の化粧パネルがサイズも豊富で安価ですので、お薦めです。



こういった塗装済みのボードなら、魚のヌメリや血もサッとひと拭きで落とせて便利です。明るい色のものを選べば、そのまま、さかな図鑑用の撮影台としても使えます。



板にメジャーを貼ります。板の端から、角材の厚みだけゼロ目盛りの位置を下げて、ボードの中央に貼ります。
今回はタジマツール製のピットメジャーという商品を使いました。これは、作業台などに貼っておくためのスチール製メジャーで、裏には初めから両面テープが貼ってあり、ハサミで簡単に切れる便利なものです。ただし、材質が鉄のため、長く使っているとサビがでるのが短所。そこで、今回はクリアテープで覆い、保護します。

普通のステンレスの物差しを使っても構いませんが、
写真に撮ったときに、目盛りが読みやすいものを選びましょう。


角材を板の幅に合わせカットし、固定します。木ねじを打つときは軽く下穴を開けておきましょう。メジャーのゼロと、角材の面が合っているか確認します。



以上で出来上がりです。
魚の口を軽く角材にあてて、尾鰭の一番長い場所で目盛りを読みます。


検寸台を使うと、背景がシンプルになりますので、デジカメ写真のサイズを小さくできるというメリットがあります。写真のキスをクリックしてみてください。

CLICK!

なんと、横幅1148ピクセルの大きな画像が、30Kバイトでおさまります。かなりJPEGの画質を落としていますが、ミリの目盛りもしっかり読ますね。さっそくホームセンターへ走って、釣りフォーラムのイベントに参加しましょう(^_^)。


追記:

キスのイベント参加を前提とする方は、横幅35センチ、縦15センチで十分OKです。携帯性を考えると、このくらいのサイズの方が便利ですね。その場合、メジャーは上か下に寄せて張りつけるといいと思います。

TEXT by iwachan