2005年7月 5日

NSP>ぼくの好きだった曲たち

天野滋、なんで死んじゃうんだろうなあ。いいやつだったのに。

今でも口ずさんだりすることがある、ぼくの好きなNSPは、こんな感じだった。

●昨日からの逃げ道
FIRST LIVE。リードギターの格好よさと、コード進行の気持ちよさ。
ギターを弾く人なら、わかってもらえると思う。

●おひるねの季節
FIRST LIVE。なんというのかな、15の時に聴いて、その時点で懐かしいと思えた。
たぶん10歳頃の夏休みのイメージなんだと思う。たくろうの夏休みより、ずっといい。

●風信子(ひやしんす)
2nd。「サテンを出ると雪景色」です。当時、サテンも知らず、鹿児島で雪景色にも
縁遠かったせいか、とてもきれいなイメージに思えた。布団にくるまるあの子とぼくと。
ありえないことに憧れる10代の詩。人のことはいえない。

●コンクリートの壁にはさまれて
2nd。実はこの曲が好きだというプロのミュージシャンはけっこう多い。かくれた名曲。
コード進行も格好いい。ギターは、たしかcharが弾いていた。と思う。

●あせ
たぶん、初めて聴いたNSP。もちろんコッキーポップ。

●さようなら
巨大な名曲。この曲に文句をつけるやつは、天が許してもわしが許さない。

●お休みの風景
明日はほんとに行こうと言っていたんじゃないか。ほろほろ。
途中のファルセットさえなければ、歌いたいのだが、とても無理だ。いい曲。

●雨は似合わない
たぶん、あの頃の音楽少年に聴かせて、不意打ちのように泣いてしまうのは、
この曲だろうと思う。心の深いところに、いつのまにか泌みいってしまっていると
いうような曲。

●君と歩いてみたくて
なんというのかな。NSPを単純に叙情派という人たちの鈍感さを思う。
そんな甘いものじゃない。このひたすらに美しいメロディと詩を受け止めろ。


今、思いつかない曲もあるんだろうけど、こんなところ。
ぼくにとっては、ビートルズよりもストーンズよりも、NSPだった。

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コメント

NSPは活動はどうなるのでしょうか

はじめまして。どうもコメントをありがとうございます。
鹿児島でしたら、もしかすると県文化センターで
ご一緒していたかもしれませんね。

ぼくが初めて聴いた時は、アリス、高木麻早との
ジョイントコンサートでした。1975年だったと思います。

2002年の再結成ライブのDVDは、ご覧になりましたか?
音だけ聴いていると、ほんとにあの頃のままでした。

初めまして、tamakuroと申します。
鹿児島生まれで現在は千葉に住んでいます。

当時NSPは東北は勿論、広島、鹿児島、宮崎では人気がありましたよね。
私も大好きで鹿児島でのコンサートは欠かさず行ってました。

今回の訃報はとてもショックでした。NSPはやはり3人でないと…特に天野さんはほとんどの曲を手がけてましたからね。
あの天野節、独特なメロディーがNSPの持ち味でしたもの…

NSPの曲って、たまに無性に聞きたくなるんですよね。今日はNSPの曲を聴いて過ごしてましたわ。

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