2005年7月 3日

雨、降らないなあ

雨、なかなか降らないな。宮崎の過去の天気を見てみたら、5月に1日、6月に4日降っただけ。この2か月で5日間しか雨がない。

おとといは、県庁の水産関係の方から電話で「少雨で鮎が小さいといいますけど、どうでしょう」と聞かれた。こちらは、冷水病のむごさに耐えられなくて鮎釣りはもう半ば卒業のつもりであり、まったく釣りにも行っていないのだが、一応、一般論として答えておいた。

鮎が食べるアカ(珪藻や藍藻)が、ライフサイクルを終えて枯れた時、ぼくらはアカが腐るという言い方をします。ドロドロになって、こうなると鮎もあまり食べない。そこへ大水が出て石を洗ってくれると、また新しいアカがつくわけです。だから、適当に雨が降ってくれないと、鮎は食べ物が不足して小さいと。そういうことはあると思いますけど。

もっともらしいのだが、ほんとなんだろうな。

鮎がだめでもキスには最高の季節で、曇りの日が多いので余計にいいのだが、どういうものか風が強い日が多くて手漕ぎボートを出す気にはなれない。それなら投げ釣りをすればいいのだが、仕掛けを巻いてないからとか、早起きがなあとか、友達がいないなあとか、いろいろいいながら、ぐずぐずしている。大体、ここんとこ忙しすぎた。

このままツリビトでなくなってしまったら、ぼくはどこへ向かうんだろうなと、照りもせず降りもしない日曜日の朝に、ぼんやり考えている。

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コメント

こまったもんですね。鮎師という言葉が懐かしく感じるようでは。何年前かな、CHAPさんと綾北川で冷水病の鮎を見て、二人して涙ぐんでから、心がなかなか回復しないままです。

釣って、ああ冷水病かあと平気でいられない。流れのゆるいところに、折り重なるように沈んでるのを見たりすると、何が釣りだと怒りつつ、おろおろしてしまいます。

昔、日本には、鮎という素敵な魚がいたんだよと。もうそんな話になっちゃったのかなあ。

うちの方も7月に解禁になって、今日は最初の日曜日。
川辺で明るくなるのを待ってるというのが正しい鮎師なのに
かろうじて子供とバッティングセンターに行く前に川を見た程度です。
でも、やっぱ、鮎がヒラ打ってるの見るとうずきますよ。
あそこ入れたら一発だろうなって思います。

ところが仕掛けがないのよね。
家を出て5分後には川なのに。

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