2005年10月18日

金田アンプ帰還

白男川さんのところのALTEC 604-8Hと恋仲になり、そのまま駆け落ちしたかと思っていた金田アンプA級30Wが、本日、わが家に戻ってきた。白男川さんはGOA時代の金田アンプを新たに入手された由。

最近まで知らなかったのだが、このアンプはどうも1974年に発表された「NO.5」というものらしく、金田明彦氏設計のパワーアンプとしては、ごく初期のものだ。詳しい仕様はまったくわからないが、要は大きな出力トランスを持つ、オーソドックスな?トランジスタDCアンプである。

スピーカーケーブルを長岡鉄男氏推奨のビニールキャプタイヤ2.0スケアに交換して、さっそく試聴してみる。とりあえず聴きなれた「ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION」。

そうそう。この音だ。音量を上げなくてもベースの音階がはっきりわかる。音色の個性というものは感じられないけれど、ジャズを聴くと小音量でも体が左右に揺れてしまうような躍動感。少しボリュームを上げると、まさに今、目の前で演奏しているかのような実在感がある。特に低音域の前に出る感じ、引き締まった音の出方は、並の実力ではない。

もう、これでいい。しばらくはこいつと一緒に暮らそうと思う。

次は、金田さんの6C33CBを使ったハイブリッドアンプだな。一度はアルテックの38センチ同軸を使ってみたいと思っていたのだが、うってつけのアンプがある以上、もう躊躇する理由はないんだろう。

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コメント

おめでとうございます(^_^)。
ぼくも小さなスピーカーをいくつか友達に頼まれているので、ひさしぶりに工作をするかもしれません。
BS-8とか(^_^;)。

来月、銀座のヤマハでクラシックギターのイベントがあるようなので、出かけようかなと思っています。ホセ・ラミレスに惚れてしまったのですが、120万もしました。高嶺の花とはこのことです。

昨日、念願のFE168ES用オリジナルデザインのエンクロージャーが完成しました。外見はD-37に似ていますが音道が全く違います。ほぼエクスポーネンシャルホーンで折り返しも3箇所と少なくなっています(D-37は5箇所)。で試聴の結果ですが、バックロードホーン特有のあの籠もった音はほとんどありません。最初から音の良さにビックリ仰天、キングコブラを廃棄処分にしたくなりました(^^;。ホーン長がD-37より短い(2.1m)ので低域が足りないかなと思うけどエージングが進めば延びてくると思います。まあ、兎に角200%満足なのが出来てCDを聴きまくっています(^^;。上京の折には是非お立ち寄りください。

ここ数日、Movable Type の設定に没頭しておりました。
昨日が17時間、今日が15時間、その前も17時間ほど。
まったく白紙から始めたので大変でしたが、
さすがにこのくらい短期集中でやると、だいぶワカったような
気になってまいります。

やりたいこと。できそうなこと。できないこと。
いろいろ思いついては壁に当たって、どうにかこうにかやっていく、
というのが、妙に楽しいです。

オーディオはともかく、カメラはどうなんでしょうね。
もう一度、銀塩の時代が帰ってくるといいけどなあ。

カメラにオーディオにご多忙のことと存じます。
こんなのがありますけどご存知でした?
http://bv-bb.net/index2.html

私のJBLはエッジがボロボロになってしまいました。
いつか修理して太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を大音量で聞きたいです。

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