2005年11月25日

コーヒーについて

ずっと以前、「コーヒーメーカーでうまいコーヒーを淹れる方法」について、SYSOP日記という場所に書いたことがあって、確かに効果大だったのでまとめておきましょう。

1)コーヒーの分量に対して水は半量だけに。コーヒーが4人分の時は水は2人分。
2)最初の1滴が落ちてきたところでスイッチを切り、3分~5分放置。
3)再度スイッチを入れ、全部落としたら出来上がり。適宜、お湯で割って飲む。

この方法によって、冷めても飲める、数時間(数十時間?)放置しても濁りが出ない、おいしいコーヒーを作ることができるわけです。

これは、「コーヒーにはうまみ成分とえぐみ成分がある」ことと、「うまみ成分は濃い水溶液にも溶けるが、えぐみ成分は薄い水溶液により溶けやすい」という性質を利用したもので、「松屋式」のサイトから学んだものなのでした。

つまり、できるだけ濃いコーヒーを落とすことによって、えぐみが出てくるスキを与えないわけです。したがって、一度に淹れるコーヒーは多い方がよいということになります。

最初に落ちてくる数滴は、ものすごく濃いのですが、この一番搾りを割って飲んでみると、目が覚めるほどおいしいのですね。焼酎でいうところのハナタレで、焼酎の出来たては荒々しくて飲めたものではないけれど、コーヒーのハナタレはまさに精髄といった味わいがします。

お試しあれ。

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コメント

JUNさん、こんにちは。と~るです。

かつてボクは、コーヒーが苦手でしたが、あるとき「美味しいコーヒーを人に淹れてあげられたら」と思い、苦手なコーヒーを美味しく入れるため、せっせと専門店に通ってはカウンターでマスターの淹れ方をしげしげと観察し、自分の淹れる不味いコーヒーとのギャップを埋めるべく、精進したのであります。

最近、本屋で見かけなくなりましたけど、カラーブック巣という文庫本サイズのシリーズ本がありまして、あれに「コーヒー入門」ってのがありました。あの本に、店で出すコーヒーはかつて、大きな琺瑯のポットに大きな三脚を立てて、大きなネルフィルターにたっぷりの粉を入れて、大量に作り置きしておき、ガス式のアーンで連続加熱するか、あるいは都度、鍋に移して暖めなおして出す、というのが一般的だったとありました。

今でこそ、専門店はペーパーや、銅製の容器にひとり分サイズのネルフィルターを置いて、ひとり分ずつ淹れるというのがあたりまえですが、かつて西武池袋線大泉学園駅近くにあった「岡野」というお店のマスターは、頑なに大量作り置き方式を貫いておりました。

たまに「ああ、田中さん、丁度良かった。今、淹れ立てが入ってますよ」ということもありました。確かに淹れ立ては美味しいのですが、僕は、都度、鍋に入れて暖めなおしてくれる、あの味のコーヒーがたまらなく好きでした。

淹れ立ては美味しいですが、いつでも気軽に飲む飲み物として、究極の美味しさを求めるよりも、ある閾値以上で「ああ、美味しい」と感じる、それがまた、コーヒーのよさでもあると思うのです。

ちなみに、ボクが意外にもすきなのが、ファミレスのデニーズのアメリカンコーヒーです。あれほど、何杯飲んでも飽きないコーヒーは無いと思う次第。時間のあるとき、何杯おかわりをしても安心の、庶民に嬉しいコーヒーですね(^^)

JUNさん・ひろすけ師匠、こんにちは。

コーヒー、ボクは大学に入るまで、コーヒーと言う飲み物が苦手でした。で、自分はそんなに好きじゃないんですけど、人に淹れてあげたい、と思い始めて、ちまちまとペーパードリップで淹れるようになりました。最初は何だかわけも分からず、本を読んでも、いわゆる喫茶店のような味で入らない。

で、豆を買うついでに、喫茶店に行き、カウンターでマスターが淹れる様子をせっせと観察したり。で、サイホンもやりました。ペーパーも随分やって。

で、長年コーヒーを飲んでいまして、もうひとつの壁にぶち当たりました。

大学卒業後、地方に就職したので、思うように好きな豆が入手できない。まあ、電動ミルも結構な値段がしたし、手ごろな値段の豆でも、ある程度の閾値以上の味で、そこそこおいしいコーヒーが飲みたい、と。

昔、「カラーブックス」っていう、文庫本サイズの書が売ってまして、あれに「コーヒー入門」ってのがありました。

日本という国は、とにかくコーヒーのおいしい国なんだそうですが、もともとコーヒーというのは、大きなポットに、大きな三脚を立てて、大きなネルのドリップにたっぷりの粉を入れて一気に淹れ、それを冷まして保存して鍋で暖めなおすか、あるいは、アーンという連続加熱器に入れておくのが普通だったわけです。

今はマスターがお亡くなりになってしまい、懐かしむばかりですが、大泉学園北口の「岡野」という喫茶店は、この、鍋での暖めなおしをかたくなに守っているお店でした。

良いタイミングで店を訪れると「ああ、田中さん、丁度良かった。今、淹れ立てですよ。」と。

確かにおいしいんです、淹れ立ては。でもね、ボクは、冷まして保存したコーヒーを、煮立てず、丁度良い口当たりに温めなおしてくれた、あの「味」も、忘れられません。

今、ボクは自宅では、スーパーで買ってくる挽いた粉のレギュラーコーヒーです。

この手で一番すきなのは、MJBの缶入りで、ネスレジャパンが出している黄色いキャップのヤツです。MJBは、平行輸入品?と思われるようなものも出ていて、こちは焙煎がきついのと、古くなると独特のクセが出てしまうのです。

でも、初心に立ち帰り、いつでも何処でも、そこそこの味のコーヒーが飲める。ある程度、自分の閾値を下げてでも、「ああ、おいしい」と、味わえる、そういう飲み物に位置づけしたいと思っています。

昨日、行った、三浦長井の儀兵衛丸さん。船宿の待合室で、若女将のまゆみさんが入れてくれる朝のコーヒー。クリームは粉なんだけど、出船前のこの1杯が、たまらなくおいしいです。

あと、笑われるかもしれませんが、ファミレス、デニーズのアメリカンコーヒーも、大好き。「あんなもん!」と、言う人もあるかも知れません。でも、ファミレスのアメリカンで、一番おいしいのは、やっぱりデニーズだと、ボクは思っています。

まだ、泡の出るコーヒーならようございます。
長年愛用しておりましたブルックス社から、
ある時、泡も立たないコーヒーを送ってまいりまして、
その時ほど情けない思いをしたことはありません。

煎りたて、挽きたてのコーヒーなら盛大に泡が出ます。
それはつまり豆にガスが十分に含まれているということ。
そのガスは鮮度の証しでもあるわけですが、
同時に抽出をさまたげますので、それを追い出すために、
十分に蒸らすわけですね。

まあ、そんなこんなで。

さっき黒木一明氏から飲みのお誘いをいただいたのですが、
もうすっかり煮詰まっており、しばらく机の前のお漬物です。
バッハだけがぼくの友達だ。

JUNさん 写真のアップありがとうございました(^^)
コーヒーはもっぱらドリップで淹れてますが、ネルでもペーパーでも「最後まで落とさずに、泡のところに来る前に上げる」方法で、えぐみのないようにしてます。
なんでも、泡のところに脂分やえぐみ成分が多いそうで。
コーヒーメーカーでも「途中上げ」はできるのでしょうかね?
最近のコーヒーのお供は矢野沙織ざんす。
http://columbia.jp/%7Eyano/
スウィングガールズによれば「ジャズにはブランデー」なんでしょうが^^;矢野沙織は未成年ですから、こちらもノンアルコールで聴いております。

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