映画>スタンド・バイ・ミー

『スタンド・バイ・ミー』(ロブ・ライナー監督/1986)。テレビでやっていたのでナニゲに観ていたら、引きこまれてプロジェクターに切り替え。テレビの525iは大画面で観るにはたいていぎりぎりの解像度なのだが、この映画は元がいいのか、わ

クロネコの死

今年の契約更改が大荒れで、すでに10人もの離脱者を出した新日本プロレスのブラックキャットが急死した。51歳だったという。 本名ビクトル・マヌエル・マル。メキシコ人。81年4月、新日マットでデビューして、新日80年代の黄金期を前座レス

スピーカーマトリクス考(2)

そんなわけで、リアスピーカーをどうするか考えている。 マトリクスのリアスピーカーに求められるユニットの条件は、以下のようになる。 1)フロントと振動板の素材を揃えること。 2)能率はフロントと同じか、やや高め。低いのはよくない。 3

スピーカーマトリクス考(1)

プロジェクターの導入は、わがオーディオ人生にとってひとつの革命となったのだった。そうだった。 一言でいうと、もうピュアオーディオはおまけ。これからはAVだ。なのである。実際、大画面でよくできた映像を見た後にピュアオーディオを聴いても

ピュア2chのサラウンド効果

昨夜の『U-571』で、あっと驚く体験をした。捕獲した潜水艦の故障したエンジンが回り始めた時、何か金属が軽くぶつかるようなカランカランという音が、右手やや後方、高さ2.3mほどのところに明確に定位して聴こえたのだ。 ぼくのシステムは

映画>ギター弾きの恋

『ギター弾きの恋』(ウディ・アレン監督/1999)。見栄っぱりでエゴイストで、性格と生活が極限まで破綻している天才ギタリスト、エメット・レイの物語。彼の唯一の弱点は、同時代の超天才ジャンゴ・ラインハルト。ヨーロッパで2回、ジャンゴに

映画>U-571

『U-571』(ジョナサン・モストウ監督/2000)。第二次大戦の北大西洋が舞台。この時期の北大西洋といえば、「駆逐艦キーリング」、「女王陛下のユリシーズ号」をはじめイギリスの海洋冒険小説でいいものがたくさんある。そして敵方の主役は

映画>麻雀放浪記

『麻雀放浪記』(和田誠監督/1984)。宇宙戦争の前に観たのだった。宇宙戦争のあまりの衝撃波に、これを観たことを忘れていた。ちなみに、「宇宙戦争 駄作」でGoogleすると、248000件ヒットする。やるかたなき憤懣は世に満ちておる

映画>宇宙戦争

『宇宙戦争』(スティーブン・スピルバーグ監督/2005)。ひさしぶりに駄作を観た。暗闇の中で、体の力がへなへなと抜けるほど。この途方もない駄作感の原因は、あの竜頭蛇尾というだけでは言い足りないエンディングだ。 ウェルズの原作は19世

映画>社長漫遊記

『社長漫遊記』(杉江敏男監督/1963)。大工太平記とほぼ同じ時代の森繁もの。ご存知社長シリーズ、といいたいところだけれど、ぼくは初めて観た。 アメリカから帰国したばかりの森繁扮するおとぼけ社長が、すっかりアメリカナイズされちゃって

映画>大工太平記

『大工太平記』(豊田四郎監督/1965)。日本映画専門チャンネルで豊田四郎監督の特集をやっていてテレビで録画しておいたもの。まったく知らない監督なのだが、キャストが森繁久彌,、ハナ肇、藤田まこと、中村玉緒とくれば、観てみようかなとい

ブラザー軒について

映画『タカダワタル的』で初めて聴いた「ブラザー軒」。あまりにすごい詩なので驚いていたのだが、菅原克己という詩人の作だった。道理で、なんていわない。あの歌をあんな風に歌える人が高田渡以外にいるとは思えない。中島みゆきでも届かない。 引

映画>タカダワタル的

『タカダワタル的』(タナダユキ監督/2003)。知ったかぶりをしても仕方ないので、ありのままに書くけれど、ぼくは高田渡という人をまったく知らなかった。歌としては「生活の柄」と「値上げ」だけ。それも友達が歌っているのを、なんとなく聴い

映画>姿三四郎

黒澤明のデビュー作の方ではなくて、やれば出来るさ 出来なけりゃ~ と美空ひばりが歌う、あの『姿三四郎』である。渡辺邦男監督、1970年。主演は、ご存知竹脇無我。 いや~、相撲の次は柔道ときたものであります。この竹脇無我の三四郎は、昔

映画>シコふんじゃった

『シコふんじゃった』(周防正行監督/1992)。衛星映画劇場のテレビ視聴。何しろまだクルマの運転ができないものだから身動きがとれず、昼間から映画など観ている。仕方ない。 評判がいい映画なので以前から観ようと思っていた。部員1名の大学

映画>横堀川

『横堀川』(大庭秀雄監督/1966 モノクロ)。これまた日本映画専門チャンネル。プロジェクター視聴。どんなものかまったく予備知識なしで観た。 大阪船場の昆布問屋の娘・倍賞千恵子が見合い結婚した呉服問屋の若旦那(中村扇雀)は、どうにも

映画>女体渦巻島

『女体渦巻島』(石井輝夫監督/1960)。おお、なんだこれ。女体が渦巻いてるわけか。それとも男体山みたいに、ほんとにそんなのがあるのか。それにしては渦巻ってのが何なのだということで観た。『四季・奈津子』とこれと、どちらか観るとすれば

映画>ラヂオの時間

『ラヂオの時間』(三谷幸喜監督/2000)。日本映画専門チャンネルで流れたのをプロジェクターで観た。画質は525iで、どうにか鑑賞に耐えるくらい。これはもう、いっひっひと笑いながら、時に激しく照れながら観ればよい。軽い軽いコメディな

気功に行くこと

仕事の打ち合わせで写真家の芥川仁さんの事務所を訪ねたところ、わが身の状態を見かねて、気功の先生を紹介してくださった。 宮崎市の丸山先生という。1日に5人しかみることができないこともあって、5月まで予約がいっぱいとのことだったが、急患

映画>Wの悲劇

『Wの悲劇』(澤井信一郎監督/1984)。日本映画専門チャンネルでやってたのを録画してプロジェクターで観た。いずれにしても525iの信号なので、画はそんなにきれいではないけれど、気にせずにけっこう熱中して観ることができた。 角川映画

東証・マネックス暴落だった

17日~18日の暴落を導き、決定的にしたのは東証とマネックス証券だったことを忘れずにいたい。 17日の前場が始まる前の一般的な見解としては「ライブドア事件はライブドア一社の問題であり、日本経済のファンダメンタルズに何の影響もなく、市

ニコン、ミノルタ、コニカよ、さらば

銀塩最後の日まで。なんてフレーズを、ここ数年何度か目にしたけれど、思ったよりもずいぶん早くきてしまった。 11日、ニコンが銀塩カメラから事実上の撤退。F6とFM10を残して、あとは全部生産を終了。F6、FM10についても、今度開発は

株価暴落のこと

整骨から帰ってきてボードをのぞいた午後12時50分、後場が始まって20分経過した時点で、日経225は持ち直しに入ったかに見えた。 ウオッチしていた銘柄も徐々に回復していたのだが、午後1時頃、突如として日経平均が大きく下げると同時にほ

引き続きライブドア

面白いので朝から株価ボードを見ている。昨年、ちょっといたずらをしたことはあるけれど、今は取り引きはまったくやっていない。それでも、板を見ているといろいろ勉強になることが多い。 今朝の読売新聞で、ライブドアの2004年9月決算において

ライブドア騒動

ライブドアの本日引け時のザラ場情報、めったに見れないものだろうから記念のため掲載。朝から2億5000万株の売りが集まって売買成立せず、ストップ安の売り気配のまま終了。枠を二桁はみだしてるのが、すごいですな。 それはいいのだけど、今

首>整骨で劇的に回復のこと

おや、おかしいなと思ったのが14日の朝。この日は串間市の温泉つきコテージに泊まっており、約2時間車を運転して帰ってきたら、もう起き上がれないような状態。しかし、まあ、ちょっと症状はひどいけど多寡の知れた寝違えだろうということで、その

首が…

首を痛めた。あんまり痛いので鎮痛湿布をして鎮痛剤を飲んで寝たら、夜中、クスリが切れてしまって、うんうんうめき通しになり、なんとか起き上がってクスリを飲んで寝たら、朝、クスリが切れてうんうんうなって起きた。 これはタダゴトではないと病

映画>オペラ座の怪人

『オペラ座の怪人』(ジョエル・シュマッハー監督/2004)。豪華絢爛、細かなディテール、あふれる才気、ゆるぎなき構成、美しい映像、その他あれもあり、これもあり。才能のかたまりみたいな人たちが寄ってたかって作ったような映画。脚本のアン

ハイビジョンを観ること

昨日、今日と映画を観なかったのは、手元のめぼしい映画が『生きる』とか『アラビアのロレンス』とか『カサブランカ』のように、ちょっと気合いがいりそうなものばかりになってきたことと、うっかりハイビジョンを観てみたら、これがそこそこきれいで

映画>ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(アルフォンソ・キュアロン監督/2004)。初めて観た。原作も読んでいない。『七人の侍』の後にこれを見るという振幅の大きさが楽しい。画の造りが壮大なのに加えて画質がいいので、100インチでもかな

映画>七人の侍

『七人の侍』(黒澤明監督/1954 モノクロ 4:3)。もう何度目になるのかな。この映画でサムライというもののイメージを、志村喬と千秋実が変えてしまったのだろう。侍のリクルートの場面で、入ってくるところを木戸に隠れて一撃かまそうとす

麻薬かもしれない

ぼくの部屋には、幅268cm高さ130cmの白壁があって、そこがスクリーン代わりになっている。アスペクト16:9の場合、100インチ(220cm、120cm)を映すには十分、120インチ(270cm、150cm)だと、高さが20cm

映画>ドラえもん、サンセット大通り、けんかえれじい

今夜は、ドラえもんを見せろと近所の子供たちまで乱入してきたので、5人の子供たちと『ドラえもん-のび太とロボット王国(2002)』を観る。ロボットとニンゲンが共生しているある惑星で、ロボットから意思を奪うリセット(洗脳)が行われる。そ

映画>ドラえもん、ロイド、チャップリン

夜、ドラえもんを見せろと子供が乱入してきたため、『ドラえもんーのび太のねじ巻き都市冒険記』(1997)を、娘2号、3号とともに観る。 22世紀の大売出しのハズレくじの賞品だった小惑星が、実は「種をまく者(神?)」によって植物の楽園と

ひろすけギター帰還のこと

数年前に、ひろすけさんから石吾さんの手に渡ったアストリアスのフォークギターが、どういう因縁かうちにやってきた。 東京に転勤になった石吾さんが、都城の家に置いておいたものらしく、ボディには全体に曇りが出てしまい、非常にバッドなコンディ

映画>Ray

『Ray』(テイラー・ハックフォード監督/2004)。レイ・チャールス物語。昨年公開されて、いいとは聞いていたけれど、こんなにいい映画だとは思わなかった。もう、最初から終わりまで、わくわくしながら観た。ラスト近くの母親の回想(幻想)

映画>望郷

望郷(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督/1937年)である。ジャン・ギャバンである。ここは地の果てアルジェリアはカスバの女なのである。 フランス映画の最高傑作だとか、文芸春秋の洋画アンケートBEST150の第12位だとか、とにかくこれ

眼下の敵・第17捕虜収容所

昨夜も3本の映画を観ました。もうとどまるところを知らない感じであります。 1本目は、「眼下の敵」(ディック・パウエル監督/1957)。ロバート・ミッチャム扮する駆逐艦艦長と、クルト・ユルゲンスのUボート艦長が演じる手練手管の戦いを描

映画を3本観ること

プロジェクターというのは、要するにあたりが見えないほどに部屋が真っ暗になるわけで、そうなると映画を観るなら観るで、一度始まってしまえば、もう映画を観るよりほかにないわけです。 テレビで映すよりも画面が大きい分、感動が大きいということ

お正月には風邪ひいて

元日の朝、目覚めると熱が出ていたというのは、非常になんともはやな気分でありました。 すぐに日曜在宅医を探して病院へ駆け込み、インフルエンザの検査をしたら陰性。それでも熱が高いのでクスリを処方してもらったら、翌朝には平熱に戻っておりま

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 大晦日は午後7時頃から格闘系の番組を観ながら数の子を肴に飲み始め、途中で酔っ払って小一時間ほど寝てしまい、明けてからはNHKのさだまさしを観て、さきほどまでベルリンフィルのジルベスターコンサート