映画>アラキメンタリ

『アラキメンタリ』(トラヴィス・クローゼ監督/2005)。 20歳前後の頃に知った荒木経惟という写真家は、あまりに現代的すぎてぼくにはついていけなかった。ついていこうとしても、そのスピード感に物理的に追いついていけないというようなと

石井智宏という希望

新日本プロレス。6月17日(土)大和スポーツセンター 。SXWで見た。 最近の新日本は、リングの上があまりに痛々しくて長いこと見てなかったのだけど、ひさしぶりに見てみたら、熱気が少し戻っているというか、わりあいプロレスになっている。

自分の名を検索してみる

世間で噂になったり人様の話にのぼったりするような人間でもないので、世間の評判というものを気にしたことがない。だから、ネットで自分の名前やハンドルを検索するということも、ほとんどない。ただ、ぼくのような者でも、ネットでなんやかやとやっ

ヤブレカブレの釣り

釣りというのは、ちょくちょくヤブレカブレな状況というものが出現する。 沖波止でいきなり雷雨に見舞われて、逃げ場がなく、しょうがないからそのまま濡れねずみになって釣りをしていたらチヌがかかり、タモの準備がなくて、えいやで抜き上げたら竿

理想のキス竿

ひさしぶりに釣りに出たものだから、またもや道具熱に火がついた。というわけではなくて、なんと手持ちのキス竿を2本、リールごと現場に置き忘れてしまったのだった。美しい思い出と引き換えだからいいのだけど、一本はぼくが理想のキス竿と思ってい

海へ

五月晴れというのは、ちょうど今日のような日。 梅雨のど真ん中で予報では雨だったのが、午後から恵みのようにうまく晴れて、その陽光のまぶしさに、ちょっとそわそわするというような。それも、たぶん釣師の言葉なのではないかと思う。 ただ、もう

映画>柳川堀割物語

『柳川堀割物語』(高畑勲監督/1987)。 高畑勲が9か月ほどもロケして撮った、柳川の水路をめぐる16ミリのドキュメント映画。製作は宮崎駿。完成直後に上映会をやって以来、20年ぶりに観た。 柳川という町は、もともと有明海に面した低湿

天草オフのこと

「今年の宮崎オフは、天草でやりたい」と、誰いうともなく私が言っているわけである。 もう6~7年前から天草では何度もオフ会をやってきて、そのたびにココロに残るものになってきた。あそこは何しろ地形が入り組んでいるので釣りのポイントはいく

明石のあなごが

6月ともなり、釣りにいかなくても、やはりどこか水辺の体内時計というものは動いているらしくて、突如として明石の焼き穴子が食べたくなった。ずっと以前、いちろうさんに送っていただいたやつ。酒の肴に、お茶漬けに最高だったなあ。 と、楽天で調

夢を語ってみる

夢というものは語ると遠ざかってしまうものと、語らないと遠ざかってしまうものがあるように思う。そのちがいがどこにあるのか、ついさっき気づいた(ような気がする)のだけど、たぶん自分のための夢は前者で、人様を巻き込むような夢は後者だ。ある