大山志保さんのこと

さきほど、宮崎市内のゴルフ練習場で大山志保さんのインタビューを終えた。 これまで、多くの著名人やスポーツ選手のインタビューをしてきたけれど、仕事の直前はちょっとだけナーバスになる。といっても黙りこむとか、逆にしゃべり散らすというよう

ワールドカップも終わり

4年に1度のことだから、一応書いておくけれど、サッカーワールドカップ・ドイツ大会が終わった。なんというのだろうなあ、サッカーがグローバルスポーツであることはJリーグの発足以降、じわじわとぼくにもわかってきたけれど、スポーツとしてあま

中山手勉さん、登場。

手こぎボート釣りのパイオニアの一人、中山手勉さん。著書「ボート釣り教室」(週刊釣りサンデー刊)は、日本の手こぎボート釣りの裾野を広げ、多くの釣り人を「ちょっと沖」にいざなった、素晴らしい本だった。 その中山手さんのブログが、7月1日

ザ・バースデイクラブ

80年代後半に福岡で活躍した、ザ・バースデイクラブというバンドがあった。ぼくが知っていた頃はアマチュアだったのだけれど、91年に東急系の会社からデビュー。見本盤のCDをもらって聴いてみたのだが、アマチュア時代の一発録りの方が、彼らの

本>岩城宏之「森のうた」「フィルハーモニーの風景」

なんか岩城さんづいちゃったようで、2冊読んだ。この人は文章も天才的だという話は聞いていたけれど、これまで読んでなかった。 「森のうた」は、芸大時代の山本直純との、はちゃめちゃ青春記。戦後さほどたっていない時代、芸大の木造校舎を舞台に

鹿児島は110ミリの雨

何年か前、霧島の麓で1時間に60ミリの雨というのに遭遇したことがあった。ほんとにタライをひっくり返したような勢いであって、車のワイパーなどはまったく効かず、真っ白な視界の中、車を路肩に寄せてしばらくなんにもできないでいた。どわわ、ど

岩城宏之の言葉

あれはたぶん、1975年の3月の終わりか4月の始めだったと思う。中学の卒業式を終えて高校の入学を待つ、なんだか宙ぶらりんな春休みの午後に、FMラジオからこの人の声が流れてきた。「新人に贈るなんとか」といった趣旨の番組だったのだろう、

映画>真昼の決闘

『真昼の決闘』(フレッド・ジンネマン監督/1952)。 さすがに映画オンチのワタシでも、この映画はこれまで3回くらいテレビやビデオで観ていた。おそらくはアメリカが「北高南低」だった時代の、南部だか西部だか南西部だかの、忘れられたよう