入院中です

8月9日、自転車で転んで鎖骨、肋骨ほか数箇所を骨折し、肺炎まで併発しまして入院しております。退院のめどはわかりませんが、それよりも締め切りのめどの方が重大じゃ。 お見舞いなど、申し訳ありませんが、まだお受けできる状態ではありませんの

殺し合いではない

みんな書くだろうけど、おれも書く。 8月5日に行われたHERO'S 2006(有明コロシアム)のメインイベント、桜庭和志VSケスタティス・スミルノヴァス。 1R開始まもなくの打ち合いで、スミルノヴァスの左フックが当たり、桜庭は前にの

映画>謎の戦艦陸奥

『太平洋戦争 謎の戦艦陸奥』(小森白監督/1960)。 昭和18年6月8日午後0時過ぎ。大敗したミッドウエイの戦場から離脱する形で瀬戸内海柱島泊地にとどまっていた戦艦陸奥は、三番砲塔付近が突如大爆発。艦を二つ折りにして2分足らずのう

映画>貸間あり

『貸間あり』(川島雄三監督/1959)。 川島雄三監督のハイスピード・ドタバタコメディ。脚本に当時新進だった藤本義一が参加。この藤本の活躍を、デビュー前の井上ひさしが歯ぎしりしてくやしがった。その頃、二人はプロをめざす投稿作家として

映画>雁の寺

『雁の寺』(川島雄三監督・1962)。 水上勉の同名小説を川島雄三が映画化。レンタルにはなっていないようなのだが、日本映画専門チャンネルで川島雄三特集をやっていて観た。 どろどろで、おどろおどろで、ぐちゃぐちゃで、露悪的でもあり、エ

映画>軍艦武蔵

『軍艦武蔵』(手塚正巳監督/1992)。 昭和19年10月にレイテ沖で沈没した連合艦隊旗艦武蔵から生還した元海軍軍人へのインタビューで全編を構成したドキュメント映画。こういう作品は、とにかく事実を遺しておかなくてはならないという、作

亀田興毅VSランダエタ

この試合で何が驚いたといって、翌朝の新聞の論調だった。「史上最大の不可解判定」とする関係者某のコメントまで載っていた。 全然、不可解ではない。12ラウンド終わった時点での印象点ならば、亀田に勝ち目はないだろうけれど、各ラウンドごとに

映画>決戦の大空へ

『決戦の大空へ』(渡辺邦雄監督/1943) いわゆる予科練もの。戦意高揚映画として昭和18年に封切られた。挿入歌「若鷲の歌」で知られる。 とだけ書いておけば、今の時代にこれ以上書くこともないのだけれど、一応概要を紹介しておくと、土浦