『沈黙の艦隊2』(高橋良輔監督/1995)。 このシリーズの「映画」は劇場版があったのかどうかサダカではない。どうもなかったような気がする。 DVDは『沈黙の艦隊』『沈黙の艦隊2』の二本が出ており、前者はVOYAGE1、今日観たやつ
映画>マッシュ
『マッシュ』(ロバート・アルトマン監督/1970)。 朝鮮戦争の前線における、めちゃくちゃにぶっ壊れた軍医たちのお話。このウッドストックの翌年に公開された映画は、全編通して、狂乱怒濤のコメディなんだけど、終わってみれば反戦・反体制映
映画>頭上の敵機
『頭上の敵機』(ヘンリー・キング監督/1949)。 1949年公開のアメリカ映画。イギリスのアーチベリー飛行場から、ドイツ本土への白昼爆撃を敢行したB-17飛行隊の物語でグレゴリー・ペック主演とくれば、大体、どんな映画だか見当がつき
映画>沈黙の艦隊
『沈黙の艦隊』(高橋良輔監督/1995)。 かわぐちかいじが描いたコミックが原作。これ、読んでいないのだけど、全32巻を1本のアニメ作品にして、なおこれだけ密度を保つというのは、原作が相当、骨の太いものなんだろうということをうかがわ
映画>スパルタカス
『スパルタカス』(スタンリー・キューブリック監督/1960)。 紀元前73年のローマ帝国で起こったスパルタクスの反乱を描いた、実に3時間17分という大作。画面が走り始めてすぐに、「OVERTURE」とでっかい文字と主演のカーク・ダグ
映画>独立愚連隊西へ
『独立愚連隊西へ』(岡本喜八監督/1960)。 前からずっと観たかった作品。最近、DVDがレンタルされるようになった。前作の『独立愚連隊』はビデオで観ていて、佐藤充にしびれたものだけど、今回は佐藤の上官として加山雄三小隊長が登場し、
映画>破れ太鼓(2)
阪妻親父への同情の理由が、なんとなくわかった気がするので別に書いてみる。 この映画が封切られた時の阪妻の年齢は、ぼくの一つ上でしかないことに気づいた。そして、ぼくの親父が死んだ年は、その一つ上でしかない。時代を経て、この三人がまった
映画>破れ太鼓
『破れ太鼓』(木下恵介監督/1949)。 動く阪妻というものを初めて見た。ずっとこの人の『王将』や『無法松の一生』を観たかったのだけど、DVDは4万円以上もする全集しかなくて、一作ものは以前、企画はされたものの発売延期になっていた。
映画>ライトスタッフ
『ライトスタッフ』(フィリップ・カウフマン監督/1983)。 仕事がつまってくると映画どころではなくなってくるわけで、一山越してどうにか自分を取り戻した時に、心身のリハビリを兼ねて何を最初に観るかというのは、けっこうむずかしい。とり
映画>幕末太陽傳
『幕末太陽傳』(川島雄三監督/1957)。 ぼくの、とっておきの映画。何度も観たいのだけど、そんなに何度も観るのがもったいないというような作品。それでも4度くらい観た。観るたびに、川島雄三監督のリズム感の良さとか、カメラワークの巧み