リードベース、平賀和人!

最近、オクサンがバンドでベースを弾いている。7月から8月にかけて、けっこう出番が多いらしく、しょっちゅうどこやらへ出かけていく。始めたのは、たしか6月くらいだったから、超初心者のまま、ステージに立つという、まったく世間様に対して申し

幻の歌

3年ほど前に、こちらで書いたけれど、19の頃にレコードが手元から消えて以来、ずっと頭の中で鳴り続けていた曲があった。アマール・アマンドという。 パソコン通信に参加し始めた時は、ワールドミュージックの専門フォーラムでも質問してみた。イ

弦>ダダリオEJ16

評判のいい弦なので、D-18GEに張ってみた。ダダリオEJ16。フォスファーブロンズの.012-.053。 ひとつひとつの音は粒だちが良くて、やさしい音でいいのだけど、あきらかに低音不足。特にD-18GEは、もともとが優しい音色、柔

わが心の音は

男は、15歳を永遠に繰り返していくものである。と、誰も言っていなければ、ワタシがここで言うわけである。 家で音楽を聴くのが好きだった。自分の家であれ、友だちの家であれ、とにかくジャズ喫茶やライブ喫茶やロック喫茶よりも、おそらくホール

DVD>S&G 2003 LIVE

阪東妻三郎の『無法松の一生』を観ていたら、石吾さんから電話があった。 「こないだ話してたサイモン&ガーファンクルのDVDね」 「うん」 「買ったよ」 「観た?」 「観た」 「泣いたでしょ」 「泣いた」 「いいよねえ」 「いいねえ」

憂歌団(2)

1984年のある夜。ぼくは入ったばかりの広告代理店の社長に、久留米市通町の焼鳥屋「縄文」でサケをご馳走になっていた。広告代理店とはいえ、自社媒体を持っており、ぼくは編集希望で履歴書を出し、そのつもりで採用になったのだが、「お前は、世

憂歌団(1)

「あのさあ」とサワダが言った。 「こないだ、博多の憂歌団のライブに行ったわけよ」 「うん」 「ちょっと早く店に着いたと思ってたらさあ、もう店の前は長蛇の列なわけよ」 「うん」 「そいでさ。まあ、並ばなくても入れるかと思ったから、そこ

弦>YAMAHAカスタムFS-50

定価1300円、実売1200円。今時、こんな高い弦は珍しいのだが、案外、ちょっとした店には置いてある。だから実はそう珍しい弦ではないのだが、使っている人は珍しい。ぼくも初めて買ってみた。 ヤマハのギター弦は、レギュラーものとカスタム

幻のアマール・アマンド

一時フォルクローレに凝っていた。時代でいえば1975年から1980年あたりと、まあ時代の流れに標準的についていったともいえる。高校1年の時に何の気なしに出かけたコンサートが、クリスティーナ&ウーゴとケロ・パラシオス・トリオという、今