本>方丈記私記

浸るような読書をしなくなって久しいのだが、寝しなに何かの活字がないと、わなわなと全身にフルエがくるという就寝時慢性活字中毒症が治ったわけではないので、そこらのものを手当たり次第に読むことは読む。 こんな風にあてどない読書なのだけれど

トマス・キッドの日々

男の夏は海洋冒険小説である。と、リキんでみるのだが、実はこのジャンルの作品はそう多くはない。しかも、ぼくの好きな18世紀英国海軍もの、となると、ぐっと少ない。だから、惜しみつつちょびっとずつ読んでいる。 この数週間は、英国のジュリア