ステレオ7月号を読む

オーディオ雑誌『stereo』7月号といえば、かつて自作派マニアならどうしたって買わなきゃしょうがないというようなものだった。「工作人間特集」では全国のマニアの作品が載り、長岡鉄男は新作のスピーカーを5種~7種ほども発表し、常連の評

ふたたびリアスピーカーについて

リアスピーカーが決まらない。それというのも、やはりこの方の実験の影響である。 スピーカーの自作において、低域をどうするか。どのようなレンジで、どのような性質の低域を求めるかというのが、設計のすべてを決めるといっていいのだが、この実験

スピーカーをめぐる日々

昨日、オクサンがドラムを叩き、長女がブルーハーツの「終わらない歌」を歌っているのを、ぼんやり眺めていたら(長女はソンちゃんになりたいのか、ドラムを叩きたいのか不明)、フォステクスのFE108Sのオークションを逃してしまった_| ̄|○

リアスピーカーについて

わがせせこまシアターの次なるバージョンアップは、画ではなく音でいくことに決めた。画の方は、とにかく次世代DVDの決着を待つことにする。今のSD画質のままで、質のいいプロジェクターやプレーヤーを導入するという方向もあるのだけれど、フォ

HDMI接続を試してみました

DV-696AVからHDMI接続で、1280*720プロジェクターEPSON TW600につないでみました。DVDプレーヤーとHDMIケーブル、合わせて2万円を切る予算で、D端子接続と比べて画質がどのくらい向上するのか、というのが今

DV-696AVきたる

そんなわけで、CHAPさんもおすすめのパイオニアのユニバーサルプレーヤー、DV-696AVが「ちわー、佐川急便ですー」といって、わが家にやってきました。 HDMI接続でDVDを観るために購入したものですが、「SACDも聴けるという話

HDMI接続その2

アップスケーリング機能をもつDVDプレーヤーやDVDレコーダーと、ハイビジョン対応TVもしくはプロジェクターにHDMIケーブルで接続すれば、DVDのSD信号を720P、1080iに変換して「ハイビジョンに迫る」画質を得ることができる

HDMI接続について

以前から薄型テレビを買おうかどうしようかと迷っていて、それはもちろん昼間に映画を観るためのもので、今日みたいに昼間ひましている時に映画を観ることができれば、年間視聴回数も増えるわけで、ちょうどプラズマの50型が30マンなどという値段

WinampをASIO化してみた

マニアには大定番のテクらしいんだけど、今回試してみたので一応紹介。 PCで音楽を聴く時、おそらく今はmp3をiTuneでとか、Windows Medea Player でとかいう人が多いと思う。ぼくもいつのまにかiTuneになってい

哀愁のピュア・オーディオ

「サキソフォン・コロッサス」を再び聴き、その後に2003年にリリースされたザ・グレート・ジャズ・トリオの「サム・デイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」を聴いて、あらためて思った。ジャズは、音を聴くものである。ジャズにおいて音と音楽を明

ジャズとオーディオ

ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」を20年だか30年だかぶりに聴いてみて、その最初の音が出てきた時、「あっ」と思った。 音が「古い」のだ。高域が伸びず、音場感もない。音がスピーカーに張りついたように、かたまりになって出てくる。今

スピーカーマトリクス考(2)

そんなわけで、リアスピーカーをどうするか考えている。 マトリクスのリアスピーカーに求められるユニットの条件は、以下のようになる。 1)フロントと振動板の素材を揃えること。 2)能率はフロントと同じか、やや高め。低いのはよくない。 3

スピーカーマトリクス考(1)

プロジェクターの導入は、わがオーディオ人生にとってひとつの革命となったのだった。そうだった。 一言でいうと、もうピュアオーディオはおまけ。これからはAVだ。なのである。実際、大画面でよくできた映像を見た後にピュアオーディオを聴いても

ピュア2chのサラウンド効果

昨夜の『U-571』で、あっと驚く体験をした。捕獲した潜水艦の故障したエンジンが回り始めた時、何か金属が軽くぶつかるようなカランカランという音が、右手やや後方、高さ2.3mほどのところに明確に定位して聴こえたのだ。 ぼくのシステムは

ハイビジョンを観ること

昨日、今日と映画を観なかったのは、手元のめぼしい映画が『生きる』とか『アラビアのロレンス』とか『カサブランカ』のように、ちょっと気合いがいりそうなものばかりになってきたことと、うっかりハイビジョンを観てみたら、これがそこそこきれいで

EMP-TW600について

表題のプロジェクターが、昨晩わが家にやってきました。なんだか初めてマックSiを買った時の3分の1くらいの盛り上がりはありました。これは「相当盛り上がった」ということであります。 まず梱包及びマニュアル類ですが、非常に簡素なものでし

金田アンプ帰還

白男川さんのところのALTEC 604-8Hと恋仲になり、そのまま駆け落ちしたかと思っていた金田アンプA級30Wが、本日、わが家に戻ってきた。白男川さんはGOA時代の金田アンプを新たに入手された由。 最近まで知らなかったのだが、この

SONY TA-F555ESL 来る

白男川さんのところから、 SONY TA-F555ESLが送られてきた。10年以上前、SONYがこれでもかの物量投入作戦で作ったプリメインアンプで、イワオのごときジブラルタル・シャーシが特徴。重さも30キロほどある。 これまで使って

パッシブプリ発注のこと

ラインアンプを探して1年になる。と書いたばかりだけど、ぼやけば道が開けるというのが得意のパターンでもあり、どうにか「これは」というものが見つかった。Yahoo!オークションでセレクターを自作・販売している人に頼んで、「セレクター+ア

ラインアンプを探して

適当なラインアンプを探して1年になる。いや、バッファアンプはなくてもいい。良質なセレクタとアッテネーターだけでもいいのだけれど、これがまったく見つからない。 うちには金田式(金田明彦氏設計)の、A級30Wの古いパワーアンプがあって、

スピーカーを作る日曜日

知り合いの家に同志が数人集まって、朝からわいわいいいながらスピーカーを作った。やっていると、噂を聞きつけてやってきたこの道数十年の自作マニアのおじいちゃんとか、様子を見に団子を山盛り持ってきた友人とか、なぜかテレビ局の撮影クルーとか