昨年の秋、ぼくはヤクルトスワローズの秋期キャンプが行われている、松山の坊ちゃんスタジアムの三塁側ダグアウトに座っていた。今年、二度目の首位打者と最高出塁率の二冠を獲った、青木宣親選手のインタビューのために、そこで練習を見ながら時間待
ヤクルトスワローズの青木宣親選手の取材で、松山の坊ちゃんスタジアムへ。といっても宮崎から直行便はなく、福岡で乗り継いで13日昼前に球場に着く。 広報の須藤氏(非常に迫力のある人なのだが、目は優しく、信頼できる相手とは本当の信頼関係を
川相昌弘内野手の引退が、ちょっと心にふれた。ものごころついて以来のアンチ巨人(の隠れ長嶋ファン)であったぼくは、川相がいくらバントをうまく決めようと、それがいつも完璧であればあるほど、たとえば敬遠の四球が決まるほどの興味しかなかった
甲子園のオープン戦を見るともなくみていたら、これがけっこう本気モードの試合で、特に主力が下がって若手組が出てきた後半は面白かった。 昨年は5位に沈んだあげく、清原に花道も与えられずに放り出して再生を図る巨人と、とぼけてるのかしたたか
何気なくTVをつけていた昨夜のオールスターで、2回、「ぎゃははは」と笑った。野球で笑う時というのは、単にお笑い風に面白いからではなくて、野球の本筋を行きながらそこからの飛躍を見せてくれる瞬間だ。喜びであり、感嘆でもある。スゥイングと
左足首靭帯断裂で全治3か月。寺原隼人、ほんとにツイてない。 4年前の夏、「もしかすると松坂より凄いかもしれない」と噂の投手が宮崎に現れた。すでに球速155キロをマークしている右の本格派だという。夏の甲子園宮崎県予選でこの寺原隼人を擁