■ヒラマサvsブリ■


ヒラマサ

@上顎後端の上角は丸い A胸鰭と腹鰭は、腹鰭が長い


ブリ
@上顎後端の上角は角ばる A胸鰭と腹鰭は、ほぼ同じ長さ

■ヒラマサか? ブリか? 煩悩に苦しむ釣り人としては、すべてヒラマサに見えてしまう。ブリもいい魚なのだが、やはりヒラマサの方が、スピードもあり、おいしい。何よりもなんとなく「かっこええ」のだ。
■1982年に、三谷文夫博士が週刊釣りサンデー刊の『ヒラマサのすべて』に、見分けを書いてくれるまで、ブリとヒラマサの見分けは意地悪な先輩の言いなりだった。「ほら、俺の釣った、これがヒラマサや! おまえの釣ったのは、不細工やろ、ブリや!」不服でもなんでも見分けられなかったら仕方ない。
■上顎の骨の後端の上角が、丸ければヒラマサ、角ばればブリ、この三谷博士の見分けは素人でも分かりやすく、安定していて、悩める釣り人をすくってくれた。気をつけたいのは、どちらも、上顎を収納する鞘は四角く、口を閉じていると、角ばっているように見えることだ。口を開けて、上顎後端を鞘から離してから観察してみよう。
■それでも迷ったとき、もうひとつの見分けを書いておこう。胸鰭と腹鰭の長さを見ればよい。胸鰭より腹鰭の方が長ければヒラマサ、ほぼ同じ長さならブリだ。
■嫌になるほど、ブリとヒラマサを見ると、一目で見分けがつくらしい。嫌になるほど、ブリとヒラマサを釣った幸せな釣り人などいるのだろうか。ヒラマサは黄色いとか体が平たいとか、いろいろ聞くけど、あてにならない。嫌になるほど釣ったあなた、教えて。
■小西英人