■ハタタテダイvsムレハタタテダイ■
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| ■ハタタテダイ■ | ||
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■ムレハタタテダイ■ |
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| ■とても「わかりやすい」名で、得をしている魚もいる。 ■「名は体をあらわす」とは、よくいったものだ。しかし、名のイメージだけ先行し、かえって「わからなくなる」こともある。ハタタテダイなどそうではないか。 ■漢字で書くと旗立鯛、古くからある魚名で旗は幟(のぼり)であろう。のぼりのような背鰭を立てて海中を走り回っているのだ。分かりやすくて可愛いから水族館でも人気ものである。 ■けれど、背鰭がのびていると、なんでも「旗立鯛」だと思いこんでいて、実際には、なんの仲間なのかも、よくわからない人が多いのではないか。 ■ハタタテダイは釣り人には「熱帯魚」の代名詞で嫌われるチョウチョウウオの仲間である。そして日本産のチョウチョウウオ科ハタタテダイ属は6種もいるのだ。 ■釣りで餌を盗み邪魔をする「困りもの」は、ハタタテダイが多く、その次にムレハタタテダイが多く、たがいにそっくりだ。 ■2本の黒色斜走帯が目立つが、2本目の黒色斜走帯が、臀鰭の最長部までおよんでいなければハタタテダイ、およんでいればムレハタタテダイだ。 ■「それがどうかしたのか?」と聞かれたら、ただ困るほどの小さな違いしかない。 ■しかし、魚を知るための「第一歩」というのは「こだわり」しかない。 ■釣りを楽しむための「第一歩」も同じではないか。 ■ぼくらから「こだわり」を引くと何も残らないんだぞ。 ■小西英人 |