| ■鱗(うろこ) Scale |
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| ▲コイの鱗、円鱗だ。 ■動物の体表の大部分または一部をおおう、硬質の小薄片状の形成物をいう。 ■形態学的には多様であり、爬虫類の体表や鳥類の脚、ある種の哺乳類の肢や尾に見られる。それらの動物の鱗は、表皮性の角質鱗である。 ■【魚類】の鱗は、骨鱗、楯鱗、コズミン鱗、硬鱗がある。【硬骨魚類】は、ふつう真皮に由来した骨鱗が見られる。骨性の、ほぼ円形の薄い板状で、上層は骨質板、下層は繊維性薄板の2層構造になっている。 ■マイワシ、コイ、サケなどに見られる表面が滑らかな円鱗と、スズキに見られる鱗の後部に小棘をもつ櫛鱗(しつりん)とに分けられるが、小棘のはっきりしない鱗もあり、本質的に円鱗と櫛鱗は変わらない。 ■ヒラメは、有眼側が櫛鱗で、無眼側は円鱗になっている、またクロサギのように、櫛鱗のなかに円鱗が混在していたりもする。 ■これらの鱗の表面には同心円状に輪紋があり、これは年輪になっていることが多く年齢査定に使われることが多い。 ■【軟骨魚類】は楯鱗を持つ。ふつう真皮中に骨性の基底板があって、その中央から棘が体表に突出する。棘の内部には髄腔があり血管や神経がある。その周囲に象牙質層があり、表面はエナメル質になる。 ■そう、サメ・エイ類の楯鱗は、歯と基本的には同じであり皮歯(ひし)とも呼ばれる。これが、いわゆる鮫肌になり、おろし金に使われたりするのである。楯鱗の棘は種によって形や本数が違い【分類】形質に使われたりする。 ■コズミン鱗はシーラカンスなどに見られ、硬鱗はチョウザメ類に見られる。 |